講演情報

[SY19-04]厚生労働省職場における熱中症予防対策マニュアルの紹介

*永田 高志1 (1. 自衛隊札幌病院)
職場における熱中症の影響は深刻であり、死者、罹患者による人的な損失に加えて、労働生産性の低下や企業活動の停滞などが起こり得る。厚生労働省は職場における熱中症対策として「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」等を推進するとともに、「職場における熱中症予防情報」を通じて様々な情報発信をおこなっている。2023年、2024年に行われた職場における熱中症対策として厚生労働省の検討会に参加し、本学会にて成果を紹介する。ポイントは、事前の職場での熱中症対策や教育、暑熱順化、そして新たに重症熱中症患者が発生した時のアイスバスを含めた現場での積極的な全身冷却と救急搬送を明記したことである。これらの内容は暑熱下で実施される運動競技等にも有用であり、アスリートの熱中症対策の一助になれば幸いである。