講演情報
[SY2-03]洋上救急従事者育成の課題
*米盛 輝武1 (1. 浦添総合病院 救命救急センター)
洋上救急システムは、海上の傷病者を救う世界唯一のシステム“海の救急医療”であり、昭和60年の設立以来、出動は967件、救助人員は1,000名を数える(令和5年3月31日現在)。沖縄県では複数の病院が協力医療機関となり、洋上の船舶内で発生した急病や事故に対し、第11管区海上保安本部や航空自衛隊の回転翼機などに搭乗し出動する体制を取っている。沖縄県の場合、多くは海上保安本部の中型機AW-139での出動となり、搭乗できる医療従事者は1名に限定される。そのため、いわゆるOJTのようなトレーニングの機会が乏しく、若手医療スタッフへの知識やスキルの伝承が課題となる。定期的にヘリコプター機内での処置を含む訓練などを行って頂いているが、今後、VRを導入するなど、より多くの若手スタッフに学びの場を確保する必要がある。Suatainableな教育システム構築のための方策について考察する。
