講演情報

[SY4-05]富山県での初動対応と先遣隊DHEATとしての経験~令和6年能登半島地震~

*小倉 憲一1 (1. 富山県中部厚生センター)
本地震で富山県保健医療福祉調整本部を立上げ、先遣隊DHEATとして活動したので報告する。地震発生後、県保健医療福祉調整本部を立上げ、関係機関に連絡し、医療機関の被災状況等の確認を行う医療担当と保健所の被災状況や避難所の把握等を行う保健担当、クロノロジー担当に分けて活動を開始した。また1月5日から富山県DHEATは被災地の輪島市に派遣となったが、最初に重要となったことは安全確保と情報共有であった。現地での情報共有と評価後、先ずは保健所の機能回復を支援しつつ他の保健医療支援チームと共に避難所の把握等を行っていくこととした。指揮命令系統として県と保健所、市町の三層構造とするか、県と市町の二層構造とするかは被災状況と地理的背景等から決定されていった。また保健所長が兼務であったことから保健師が保健所のリーダーを担うこととなった。1月7日からは富山県DHEATは珠洲市にも先遣隊DHEATとして入り、保健師チームをまとめる保健師の支援と共に避難所の把握等を行うために他の保健医療支援チームとの連携を図った。以上、能登半島地震での初動対応を振り返り、今後DHAET等に必要とされることについて検討したい。