講演情報

[SY5-02]令和6年能登半島地震における中部ブロックドクターヘリ連絡担当基地病院の取り組み

*早川 達也1 (1. 聖隷三方原病院高度救命救急センター)
【はじめに】令和6年能登半島地震において、中部ブロックでは、発災翌日の1月2日よりドクターヘリの被災県への支援活動を開始することができた。ブロックとしての対応に際して、連絡担当基地病院の果たした役割について報告する。【経過】発災後3時間以内にブロック内の各ドクターヘリの被災状況を確認の上、翌日からの被災県への支援体制を確立した。最終的に、ブロックとしての支援は、2月15日まで続くこととなった。【考察】中部ブロックでは、災害時にドクターヘリの連携を円滑に行うために、「大規模災害時のドクターヘリ広域連携に関する基本協定」を対象の8県及び各県の基地病院が締結、そして、具体的な調整、情報交換を行うための中部ブロックドクターヘリ連絡会議を設置している。災害時のドクターヘリの円滑な連携を実現するためには、平時より訓練等で明らかとなってくる課題の調整を行う会議体等の設置が必要である。そして、連絡担当基地病院は、災害時にブロックとして、迅速に対応できるよう、こうした会議体での協議を主導していくことが求められる。