講演情報
[SY5-05]大規模災害でのロジスティックチーム(空路搬送担当)の重要性と全国の人材育成
*本村 友一1,2、平林 篤志1,2、久城 正紀3、中村 光伸4、藤塚 健次4、川上 翔平1,2、寺井 孝宏1、水野 憲宏1、山内 延貴1 (1. 日本医科大学千葉北総病院、2. 日本医科大学 救急医学講座、3. 済生会福岡総合病院、4. 前橋赤十字病院)
【災害時の空路医療搬送】令和6年能登半島地震では700人以上の空路搬送が行われた。大規模災害の超急性期からこの調整活動は極めて重要な役割を担う。東日本大震災以降、指針・活動内容・運用ルールなど実動訓練・研究を通じて挑戦的に改良されてきた。発災直後は被災地内の僅かな人員で活動を開始しなければならない。発災直後の専門ロジスティックチーム投入と、全国各地に初動に長けた人材を育成することが重要である。【学習・訓練機会】空路搬送調整の直接的・具体的な研修が存在しない。【人材育成】実災害時の空路調整は煩雑な専門情報の統制(離発着場所の選定、効率的運用、機体選定、他機関との交渉、専用書式・システム使用など)を要し、少なくとも全ドクターヘリ基地病院スタッフはノウハウを学んでおくべきで、特化した学習機会を創出すべきである。2022年より当院の研修をweb会議システムで公開している。関連学会、DMAT事務局等と協力しさらなる研修機会の創出を行っていく。
