講演情報
[SY6-03]門前でつながる医療支援
―災害亜急性期におけるJMATの使命―
*久木田 一朗1、河野 竜太2、新屋 秀斗2、竹下 和紀2、田中 誠3、富士川 浩祥4、池田 大輔5 (1. 青仁会池田病院救急科、2. 青仁会池田病院外来、3. 青仁会池田病院外科、4. 青仁会池田病院脳神経外科、5. 青仁会池田病院循環器内科)
我々はJMAT鹿児島の第5班として2月1日より3日まで輪島市門前の医療支援に参加した。鹿児島は第1班より門前に連続して入り、門前のミニ本部としての役割を担っていた。この地域にあるクリニックは主に2つで、1つは完全稼働していたが1つはほぼ機能停止状態であった。避難所は広範な地域に30~40ヶ所、避難者は約800名と多かった。高齢者施設は4つあり、断水・建物損壊等、インフラの復旧は遅れていた。我々の到着前にDMATの撤収ということも言われ、DMATから活動を引き継ぐ次期でもあったが、これまで地域から医療支援受入に関する強い抵抗がある事が事前レクチャーとして伝えられていた。しかしながら、活動開始より高齢者施設などからのニーズが少しずつ出てくるようになり、全国各地より参加した多くの有能なJMAT隊と協力し、開業医師2名へ十分な理解と了解を得て、施設への医療支援を進めることが出来た。また一度は撤退の方針であったDMATとも機能分担することで、実際に必要としている大きなニーズの掘り起こしと協働も可能となっていった。以上のような経緯、地域に支援が受け入れられることの重要性について報告する。
