講演情報
[SY6-05]日本赤十字社による令和6年能登半島地震への救護の全体像
*田口 茂正1,5、稲田 眞治2,5、中村 光伸3,5、清田 和也1、高階 謙一郎4 (1. さいたま赤十字病院 高度救命救急センター、2. 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 救命救急センター、3. 前橋赤十字病院 高度救命救急センター、4. 京都第一赤十字病院 救命救急センター、5. 日本赤十字社救護員育成委員会)
[背景]日本赤十字社(以下日赤)は本社主導で2020年度から救護員育成体系を再構築し、過去の教訓から日赤災害医療コーディネート体制を再構築した。教育では被災地の保健医療福祉調整体制のもと、多組織と共同し、被災者、被災地の医療者、被災地の行政に寄り添った対応を重視した。[活動の実際]日赤病院からのDMATやDMATロジスティクスチームの派遣、派遣元のDMAT調整本部に人員派遣をすると同時に、石川県および隣県からの医療救護班を1月2日より派遣した。3日には全国からの派遣体制とし、日赤災害医療コーディネートチームを県庁、各階層の保健医療福祉調整本部、および日赤石川県支部に常駐させ、日赤救護班やこころのケア、物資、ボランティアなどのリソースを被災者に提供するための調整体制を敷いた。3月14日に輪島市での引き継ぎまで全社での情報共有体制を維持し、フェーズに応じた救護活動を心がけた。初動、人材、引き継ぎなど課題も含め、当社の救護活動の全体像を共有し今後の各組織連携につなげたい。
