講演情報
[SY8-01]能登半島地震を経験し、今後の三重県における対応を考える
-特にアクセス困難な地域における支援体制と要配慮者施設対応について-
*谷口 健太郎1、*信岡 祐2 (1. 松阪中央総合病院、2. 三重中央医療センター)
【背景】能登半島地震では長期にわたり機能的な支援活動が行われた一方、様々な課題が明確となった。我が県は能登半島と南北正反対に位置し、紀伊半島における東紀州地域、志摩半島は能登半島と近似しており、震災時には共通の課題に直面することが予想される。【課題】様々な課題があるなかでも、特に我が県にても問題となると考える①アクセス困難地域における支援体制構築、②要配慮者施設対応について取り上げる。【対応】①アクセス困難地域・病院を支援する他府県(もしくは地域)をあらかじめ決めておき、事前に支援協定を締結することで、発災直後からドクヘリ等による空路での支援介入が可能になると考える。事前に地域特性を知る、宿泊地確保がしやすい等の利点がある一方、支援側も被災地になる可能性、DMAT事務局との調整等の課題がある。②現在の被災時情報共有システムでは発災後にしか起動しないため、DMAT調整員が中心となり平時から施設情報を集約しDHCoSを作成する。および従業員を確保した要配慮者施設避難先事前マッチングを作成することで早期支援介入が可能と考える。このような対応を踏まえた三重県の今後の取り組みにつき報告する。
