講演情報
[SY8-04]DMATチームでの災害派遣を経験して~消防職員である救急救命士の活用~
*西田 勝太1,2、松尾 明晃3,2、富田 泰成2,4、谷口 健太郎5、鈴木 圭2 (1. 名張市消防本部、2. 三重大学医学部附属病院 救命救急・総合集中治療センター、3. 伊賀市消防本部、4. 鈴鹿医療科学大学、5. 松阪中央総合病院)
<はじめに>
三重大学医学部附属病院では、消防職員である救急救命士(以下、消防救命士)が出向し、病院職員の身分を有し業務に従事している。三重県では能登半島地震でDMAT派遣継続のための工夫として、DMAT隊員が2名含まれれば、非資格者がDMATの一員として活動できる枠組みを整備した。本経緯から、消防救命士がDMATの一員として派遣された経験から、災害派遣時の人員活用等の可能性について検討した。
<業務の違い>
救急隊として災害派遣された場合、業務は救急搬送が大部分となる。今回、DMATの一員として病院支援指揮所に配置されたことで、救急搬送だけでなく、ロジスティックス業務や院内患者搬送支援、夜間診療補助など、ニーズに合わせた融通性の高い業務を遂行することが可能であった。
<結語>
消防職員としての災害派遣は緊急消防援助隊で、主として災害発生直後のフェーズとなり、通常は経時的に規模が縮小する。DMATを含めた医療チームの派遣は長期間となることがあり、医療機関での人員確保に難渋するほか、反復派遣による個人への負担も問題となる。解決の一助として、マルチタスク応需可能な消防救命士活用の可能性が示唆された。
三重大学医学部附属病院では、消防職員である救急救命士(以下、消防救命士)が出向し、病院職員の身分を有し業務に従事している。三重県では能登半島地震でDMAT派遣継続のための工夫として、DMAT隊員が2名含まれれば、非資格者がDMATの一員として活動できる枠組みを整備した。本経緯から、消防救命士がDMATの一員として派遣された経験から、災害派遣時の人員活用等の可能性について検討した。
<業務の違い>
救急隊として災害派遣された場合、業務は救急搬送が大部分となる。今回、DMATの一員として病院支援指揮所に配置されたことで、救急搬送だけでなく、ロジスティックス業務や院内患者搬送支援、夜間診療補助など、ニーズに合わせた融通性の高い業務を遂行することが可能であった。
<結語>
消防職員としての災害派遣は緊急消防援助隊で、主として災害発生直後のフェーズとなり、通常は経時的に規模が縮小する。DMATを含めた医療チームの派遣は長期間となることがあり、医療機関での人員確保に難渋するほか、反復派遣による個人への負担も問題となる。解決の一助として、マルチタスク応需可能な消防救命士活用の可能性が示唆された。
