講演情報

[SY8-05]能登半島地震における医療コンテナの運用等そして今後の課題について

*永田 高志1、秋冨 慎司2、稲葉 基高3、寺山 毅郎4、林 宗博5、鷺坂 彰吾5、西山 隆6、清住  哲郎7 (1. 自衛隊札幌病院、2. 東北大学災害科学国際研究所、3. 岡山大学病院救命救急科、4. 自衛隊中央病院、5. 日本赤十字社医療センター、6. 沖縄県立中部病院救急科、7. 防衛医科大学校医学教育部医学科)
医療コンテナとは、災害時等で用いられるモバイル医療を行うコンテナであり、2024年1月1日に発生した能登半島地震において石川県珠洲市等に導入され急性期後の災害医療を行う重要な役割を果たすことが出来た。また近年の災害対応において、さまざまな形でモバイル医療が提供され成果をあげている。コンテナ医療の適応であるが、特に寒冷地での災害医療支援に威力を発揮するが、スポーツイベントの医療救護やコロナ等の新興感染症での対応でも活躍が期待できる。コンテナ医療の課題は輸送等のロジスティクス、人材育成や訓練、医療情報システムの必要性、管理運営や費用負担等が挙げられる。今後発生が予想される南海トラフ、首都直下、千島海溝・日本海溝地震において、大規模な災害医療を行う中で、どのように医療コンテナを運用するか議論したい。