講演情報
[SY9-01]ハイブリッドERを内因性に活かす!! -Tobu Style-
*稲垣 直之1 (1. 済生会横浜市東部病院 放射線部)
当院は、2017年10月 2ルーム型ハイブリッドERシステム(Hybrid-Emergency Room System:以下HERS)を導入し、外傷診療だけでなく、内因性疾患も積極的に活用している。HERSは、外傷診療における有効性が現在までに複数報告されているが、近年はECPRや機械的脳血栓回収療法などといった内因性疾患の診療においてもHERSの有効性が認知されつつあり、今日の救急医療における華々しいトピックといえる。しかし、内因性疾患のHERS運用においても、外傷診療と同様に、医師だけでなく、診療放射線技師・看護師なども含めたチーム医療として運用方法を習熟していく必要があるが、その運用方法や指針は確立されていない。そこで、HERSで様々な内因性疾患(脳血栓回収療法・ECPR・ショック・COVID・死戦期帝王切開など)を運用している当院の取り組み、そして独自の運用方法・プロトコルを報告する。HERSの内因性疾患への応用における現状と課題を提示し、HERSをより有効活用することで、新たな救急診療への可能性につなげていければと考えている。
