講演情報

[SY9-03]自治医科大学附属さいたま医療センターにおけるハイブリッドERの内因性疾患への応用

*粂田 真人1 (1. 自治医科大学附属さいたま医療センター)
当院におけるハイブリッドERで行う診療のうち代表的内因性疾患は脳卒中・急性心筋梗塞・心肺停止・ショック・COVID-19などである。脳卒中ではCT perfusion(CTP)を2019年12月から導入し脳梗塞診断の時間と精度において大きく貢献している。急性心筋梗塞、難治性不整脈、肺塞栓症においてはECPRを導入しハイブリッドERにてPCPSの確立を行っている。COVID-19の重症例では他院から搬入後、CT検査とECMOの挿入が行われ病棟に移動するまでの隔離室として使用された。他にも状態が不安定な患者に対しCTはもちろんのこと透視が必要な尿管カテーテル留置術なども安全に行える検査室としての役割も果たしている。内因性疾患の中でも治療を急ぐ脳卒中、急性心筋梗塞などは検査と治療を患者移動なしに行えるハイブリッドERの有用性は高い。さらにCTPなど新しい検査を取り入れる事で有用性をさらに高めることができる。また院内の重篤な患者の検査と治療を十分な環境下で安全に施行できる重要な場所としても機能している。