講演情報
[KSY3_02]小児経験ゼロから始めた在宅小児訪問~地域ネットワークが支えた一歩~
北村 修一 (OneStepCloser株式会社 すてっぷ訪問看護ステーション長岡京)

略歴(主な学歴・職歴)
2016年 藍野大学 医療保健学部 理学療法学部 卒業
2016年 医療法人医誠会 神崎中央病院 リハビリテーション科 入職
2021年 OneStepCloser株式会社 すてっぷ訪問看護ステーション長岡京 入職
関連資格
登録理学療法士
学術研究業績(主な論文・表彰・著書など)
第32回 滋賀県理学療法学術集会 一般演題
関連領域社会活動(学会理事など)
京都府理学療法士会 職能部部員
2016年 藍野大学 医療保健学部 理学療法学部 卒業
2016年 医療法人医誠会 神崎中央病院 リハビリテーション科 入職
2021年 OneStepCloser株式会社 すてっぷ訪問看護ステーション長岡京 入職
関連資格
登録理学療法士
学術研究業績(主な論文・表彰・著書など)
第32回 滋賀県理学療法学術集会 一般演題
関連領域社会活動(学会理事など)
京都府理学療法士会 職能部部員
近年、在宅で生活する医療的ケア児やリハビリテーションを必要としている小児およびその家族は増加しており、成人領域を中心に経験してきた理学療法士(以下、PT)が小児領域へ関わる機会も増えている。私も小児の臨床経験が全くない中で介入を開始し、成人領域とは異なる評価・介入や家族支援に難しさを感じた。
当ステーションでは、小児経験のあるセラピスト(以下、経験者)の入社を機に小児訪問を開始し、基本的に経験者が担当していた。しかし、経験者の長期休暇に伴い担当変更が必要となり、突然小児訪問へ関わる機会を得た。このような状況の中、経験者に依存した体制の解消と訪問の継続、質の担保が課題となった。課題解決のため、経験者との同行訪問を通して対象児およびkey personとの関係構築を行った。また、経験者の休暇前から単独訪問を開始し、実際の訪問で生じた課題について継続的に相談できる体制を整えた。さらに、管轄のリハビリテーション支援センターを通じて小児訪問経験者との繋がりができ、アプローチの選択肢を広げることができた。加えて、日本理学療法士協会の制度を利用した小児施設での実地研修や京都府理学療法士会の小児ネットワークによる勉強会・情報交換は、知識習得だけでなく、実践上の悩みや不安を共有できる重要な支援となった。その結果、担当変更後も対象児およびkey personとの良好な関係を構築し、目標と対象児の反応を考慮しながら介入を実施することができた。また、研修や地域ネットワークから得た学びを他のセラピストへ共有することで、当ステーションでは複数のセラピストが小児訪問を担当できる体制整備につながった。
在宅小児支援の需要増加が予測される中、小児経験の少ないPTにとって、地域ネットワークは知識習得だけでなく、臨床上の悩みを共有・相談できる支援としても機能していた。臨床参加前の準備だけでなく、参加後も実践を継続するための支えとなった。今後の小児分野を支えるためには、小児専門のPTだけでなく、それ以外のPTも支援の担い手として参画していくことが求められる。そのため、小児経験の少ないPTが孤立することなく継続的に小児支援へ関われるよう、地域ネットワークを活用した支援体制の整備が重要である。
当ステーションでは、小児経験のあるセラピスト(以下、経験者)の入社を機に小児訪問を開始し、基本的に経験者が担当していた。しかし、経験者の長期休暇に伴い担当変更が必要となり、突然小児訪問へ関わる機会を得た。このような状況の中、経験者に依存した体制の解消と訪問の継続、質の担保が課題となった。課題解決のため、経験者との同行訪問を通して対象児およびkey personとの関係構築を行った。また、経験者の休暇前から単独訪問を開始し、実際の訪問で生じた課題について継続的に相談できる体制を整えた。さらに、管轄のリハビリテーション支援センターを通じて小児訪問経験者との繋がりができ、アプローチの選択肢を広げることができた。加えて、日本理学療法士協会の制度を利用した小児施設での実地研修や京都府理学療法士会の小児ネットワークによる勉強会・情報交換は、知識習得だけでなく、実践上の悩みや不安を共有できる重要な支援となった。その結果、担当変更後も対象児およびkey personとの良好な関係を構築し、目標と対象児の反応を考慮しながら介入を実施することができた。また、研修や地域ネットワークから得た学びを他のセラピストへ共有することで、当ステーションでは複数のセラピストが小児訪問を担当できる体制整備につながった。
在宅小児支援の需要増加が予測される中、小児経験の少ないPTにとって、地域ネットワークは知識習得だけでなく、臨床上の悩みを共有・相談できる支援としても機能していた。臨床参加前の準備だけでなく、参加後も実践を継続するための支えとなった。今後の小児分野を支えるためには、小児専門のPTだけでなく、それ以外のPTも支援の担い手として参画していくことが求められる。そのため、小児経験の少ないPTが孤立することなく継続的に小児支援へ関われるよう、地域ネットワークを活用した支援体制の整備が重要である。
