講演情報
[JMSY-01]ウィメンズヘルス領域における徒手理学療法―ライフステージを支える理学療法の共創―
森 明子 (兵庫医科大学リハビリテーション学部
えさか駅前にしごりおなかとおしりのクリニック)
えさか駅前にしごりおなかとおしりのクリニック)

<略歴>
1999年 川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 卒業
2001年 兵庫医科大学病院リハビリテーション部 入職
2004年 川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科博士課程修了
2007年 川崎医療福祉大学医療技術学部 講師
2009年 兵庫医療大学リハビリテーション学部 講師
2016年 兵庫医療大学(現 兵庫医科大学)リハビリテーション学部
准教授 現在に至る
<関連領域社会活動>
(一社)日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法学会 理事長
(公社)日本理学療法士協会 代議員
(公社)日本理学療法士協会 母子保健推進リーダー育成カリキュラム
検討部会 部会員
(一社)兵庫県理学療法士会 男女共同参画推進委員会 委員
(一社)兵庫県理学療法士会 講習部 部員
(一社)日本抗加齢医学会 評議員
(一社)日本排尿機能学会 評議員
(一社)老年泌尿器科学会 評議員
1999年 川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 卒業
2001年 兵庫医科大学病院リハビリテーション部 入職
2004年 川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科博士課程修了
2007年 川崎医療福祉大学医療技術学部 講師
2009年 兵庫医療大学リハビリテーション学部 講師
2016年 兵庫医療大学(現 兵庫医科大学)リハビリテーション学部
准教授 現在に至る
<関連領域社会活動>
(一社)日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法学会 理事長
(公社)日本理学療法士協会 代議員
(公社)日本理学療法士協会 母子保健推進リーダー育成カリキュラム
検討部会 部会員
(一社)兵庫県理学療法士会 男女共同参画推進委員会 委員
(一社)兵庫県理学療法士会 講習部 部員
(一社)日本抗加齢医学会 評議員
(一社)日本排尿機能学会 評議員
(一社)老年泌尿器科学会 評議員
ウィメンズヘルス領域における理学療法は、妊娠・出産・更年期など、女性のライフステージに伴う多様な健康課題を対象としています。妊産婦の腰痛・骨盤帯痛、中高年女性に多い尿失禁・骨盤臓器脱・便失禁は、日常生活活動(Activities of Daily Living:ADL)や生活の質(Quality of Life:QOL)の低下に直結する重要な課題であり、理学療法の果たす役割は大きいと考えられます。また近年では、女性の健康課題をライフコース全体の視点から捉え、身体機能のみならず、社会参加や心理的側面を含めた包括的支援の重要性が認識されています。
これらの症状に対する理学療法は、運動器機能および身体機能の評価を基盤としており、筋骨格系への評価・介入は中核を成しています。この点において、ウィメンズヘルス理学療法と徒手理学療法は共通の臨床基盤を有しており、両領域の知見を統合することで、新たな臨床的価値を創出できる可能性があります。
本講演では、女性のライフステージに伴う症状や機能障害に対する徒手理学療法の位置づけを、最新のエビデンスを踏まえて整理します。特に、妊産婦の腰痛および骨盤帯痛、骨盤底機能障害に関連する症状、さらに月経痛に対する理学療法介入について概観し、徒手療法と運動療法、患者教育、骨盤底筋トレーニングを組み合わせた包括的アプローチの有効性について考察します。また、疼痛のみならず、ADL、QOL、社会参加、心理社会的側面を含めたアウトカム評価の意義についても紹介します。
ウィメンズヘルス領域における徒手理学療法のエビデンスは、疾患や対象によって十分に確立されておらず、徒手理学療法単独の有効性を支持するエビデンスは限定的です。一方で、疼痛や姿勢・呼吸機能、体幹機能、骨盤底筋機能との協調性に着目した包括的介入の一要素として、その臨床的意義が示唆されています。ウィメンズヘルス領域と徒手理学療法がそれぞれの専門性を持ち寄り、「共創」することで、対象者の生活全体を支える理学療法へと発展する可能性について皆様とともに考えたいと思います。
これらの症状に対する理学療法は、運動器機能および身体機能の評価を基盤としており、筋骨格系への評価・介入は中核を成しています。この点において、ウィメンズヘルス理学療法と徒手理学療法は共通の臨床基盤を有しており、両領域の知見を統合することで、新たな臨床的価値を創出できる可能性があります。
本講演では、女性のライフステージに伴う症状や機能障害に対する徒手理学療法の位置づけを、最新のエビデンスを踏まえて整理します。特に、妊産婦の腰痛および骨盤帯痛、骨盤底機能障害に関連する症状、さらに月経痛に対する理学療法介入について概観し、徒手療法と運動療法、患者教育、骨盤底筋トレーニングを組み合わせた包括的アプローチの有効性について考察します。また、疼痛のみならず、ADL、QOL、社会参加、心理社会的側面を含めたアウトカム評価の意義についても紹介します。
ウィメンズヘルス領域における徒手理学療法のエビデンスは、疾患や対象によって十分に確立されておらず、徒手理学療法単独の有効性を支持するエビデンスは限定的です。一方で、疼痛や姿勢・呼吸機能、体幹機能、骨盤底筋機能との協調性に着目した包括的介入の一要素として、その臨床的意義が示唆されています。ウィメンズヘルス領域と徒手理学療法がそれぞれの専門性を持ち寄り、「共創」することで、対象者の生活全体を支える理学療法へと発展する可能性について皆様とともに考えたいと思います。
