講演情報
[KOSY2_02]教育現場で理学療法士に何ができたか-認定スクールトレーナーとしての実践報告-
宮﨑 哲哉 (丸太町リハビリテーションクリニック)

略歴(主な学歴・職歴)
2013年 藍野大学 医療保健学部 理学療法学専攻 卒業
2013年 京都府立医科大学附属病院 リハビリテーション部 入職
2018年 横濱 松宮整形外科リハビリテーションクリニック 入職
2019年 横浜市スポーツ医科学センター(非常勤) 入職
2020年 丸太町リハビリテーションクリニック 入職
現在に至る
関連資格
認定理学療法士(スポーツ)
認定スクールトレーナー
学術研究業績(主な論文・表彰・著書など)
・Miyazaki T, Matsui T, Azuma Y, et al. Immediate changes in trunk extension and pain following a structured exercise program in high school baseball players with extension-type low back pain: a retrospective observational study. BMC Sports Sci Med Rehabil. 2026.
・宮﨑哲哉.肘関節即時調整法(ICE).優投生塾 投球障害攻略マスターガイド(森原徹,松井知之 編).全日本病院出版会,2023(分担執筆)
・宮﨑哲哉.運動療法で治す(肘関節他動屈曲制限/肘関節他動伸展制限).運動器障害の多角的アプローチ(小林匠 編).メジカルビュー社,2023(分担執筆)
関連領域社会活動(学会理事など)
2014年~ 認定NPO法人 京都運動器障害予防研究会
2026年~ 日本スポーツ理学療法学会 賞罰委員会 委員
2013年 藍野大学 医療保健学部 理学療法学専攻 卒業
2013年 京都府立医科大学附属病院 リハビリテーション部 入職
2018年 横濱 松宮整形外科リハビリテーションクリニック 入職
2019年 横浜市スポーツ医科学センター(非常勤) 入職
2020年 丸太町リハビリテーションクリニック 入職
現在に至る
関連資格
認定理学療法士(スポーツ)
認定スクールトレーナー
学術研究業績(主な論文・表彰・著書など)
・Miyazaki T, Matsui T, Azuma Y, et al. Immediate changes in trunk extension and pain following a structured exercise program in high school baseball players with extension-type low back pain: a retrospective observational study. BMC Sports Sci Med Rehabil. 2026.
・宮﨑哲哉.肘関節即時調整法(ICE).優投生塾 投球障害攻略マスターガイド(森原徹,松井知之 編).全日本病院出版会,2023(分担執筆)
・宮﨑哲哉.運動療法で治す(肘関節他動屈曲制限/肘関節他動伸展制限).運動器障害の多角的アプローチ(小林匠 編).メジカルビュー社,2023(分担執筆)
関連領域社会活動(学会理事など)
2014年~ 認定NPO法人 京都運動器障害予防研究会
2026年~ 日本スポーツ理学療法学会 賞罰委員会 委員
認定スクールトレーナー制度は2024年度に開始され,理学療法士が学校医等と協力し,「チーム学校」の一員として児童生徒の運動器の健康増進と障害予防に寄与することを目的としている.京都府には現在6名の認定スクールトレーナーが在籍している.また,京都府理学療法士会にはスクールトレーナー委員会が設置され,教育委員会との連携のもとで活動を重ねてきた.本報告では,中学校および小学校での活動を通じて,教育現場で理学療法士として実践できたことを報告する.
中学校では,全校生徒を対象に,姿勢を題材とした運動器の健康に関する講義を実施した.姿勢の違いによって関節運動や筋出力が変化することを,実技を通して体験してもらった.そのうえで,身体の状態が運動や日常生活に及ぼす影響を説明し,簡便なセルフトレーニングを紹介した.さらに,パフォーマンス向上を目的としたウォーミングアップについて,生徒だけでなく体育教員にも指導した.
小学校では,6年生を対象に,成長期における運動の重要性について講義した.ある1校では,総合学習の一環として「パフォーマンス」を主題に,姿勢と身体運動との関係について実技を交えて説明した.授業後も児童は自主学習を継続し,後日,児童自身による発表会を聴講する機会も得た.別の1校では,体育授業で取り組む体操について,学校長,担任教諭と事前に複数回の打ち合わせを行った.その際,各運動の目的や身体への作用を医学的視点から整理したうえで,実際の動作を観察し,実施方法や留意点について助言した.
これらの活動を通じて,教育現場で理学療法士に求められる役割は,運動器疾患の予防にとどまらないと感じた.児童生徒が自身の身体を理解し,より良く行動するための健康教育や,学校の教育目標を支援することも重要な役割である.そのためには,理学療法士の専門知識を一方的に提供するのではなく,学校長,担任教諭,養護教諭と目的や課題を事前に共有する必要がある.そのうえで,学校教育の中で理学療法士の専門性をどのように活用するかを協働して検討することが重要である.
中学校では,全校生徒を対象に,姿勢を題材とした運動器の健康に関する講義を実施した.姿勢の違いによって関節運動や筋出力が変化することを,実技を通して体験してもらった.そのうえで,身体の状態が運動や日常生活に及ぼす影響を説明し,簡便なセルフトレーニングを紹介した.さらに,パフォーマンス向上を目的としたウォーミングアップについて,生徒だけでなく体育教員にも指導した.
小学校では,6年生を対象に,成長期における運動の重要性について講義した.ある1校では,総合学習の一環として「パフォーマンス」を主題に,姿勢と身体運動との関係について実技を交えて説明した.授業後も児童は自主学習を継続し,後日,児童自身による発表会を聴講する機会も得た.別の1校では,体育授業で取り組む体操について,学校長,担任教諭と事前に複数回の打ち合わせを行った.その際,各運動の目的や身体への作用を医学的視点から整理したうえで,実際の動作を観察し,実施方法や留意点について助言した.
これらの活動を通じて,教育現場で理学療法士に求められる役割は,運動器疾患の予防にとどまらないと感じた.児童生徒が自身の身体を理解し,より良く行動するための健康教育や,学校の教育目標を支援することも重要な役割である.そのためには,理学療法士の専門知識を一方的に提供するのではなく,学校長,担任教諭,養護教諭と目的や課題を事前に共有する必要がある.そのうえで,学校教育の中で理学療法士の専門性をどのように活用するかを協働して検討することが重要である.
