セッション詳細
【オンデマンドシンポジウム5】全国の行政保健師がGISを活用できる未来~行政保健師がQGISに出会った~
座長:堀池 諒(奈良県立医科大学医学部看護学科)
「全国の行政保健師がGISを活用できる未来」というテーマでシンポジウムを開催いたします。行政保健師の業務は、地域に根ざし、保健・医療・福祉・災害対応と多岐にわたります。そうした幅広い実践の中で、地理情報システム(GIS)は地域を可視化し、課題を共有し、解決策を検討するための有効なツールとなりつつあります。本シンポジウムでは、実際にGISを業務に導入してきた4名の行政保健師にご登壇いただき、それぞれの実践を紹介いただきます。特にオープンソースであるQGISの利用事例も含まれていますので、興味がある方はフリーソフトとして誰でもダウンロードが可能です。
まず、難病保健とGISを組み合わせ、災害時に要配慮者支援をどのように実現できるかを検討した事例をご報告いただきます。続いて、地域の災害資源、特にIP無線などの通信インフラをGISで可視化し、非常時に資源が正しく機能するかを確認する取り組みをご紹介いただきます。さらに、地域診断にGISを活用することにより、担当地区をより精緻に分析し、地域特性を踏まえた支援につなげる実践についても発表いただきます。最後に、都道府県内の保健師の配置状況を把握し、人材育成の観点から活用する試みについてご紹介いただきます。
これらの発表を通じてGISが行政保健師の活動をどのように広げ、未来に向けてどのような可能性を持つのかを共有したいと思います。発表後にはディスカッションの時間を設け、実際の課題や今後の展望についてシンポジストの皆さまと意見交換を行います。本シンポジウムが、全国の行政保健師がGISを身近な道具として活用し、地域の健康課題解決や災害対応、人材育成に根拠に基づく保健師活動として役立てていく未来を描く一助となることを願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、難病保健とGISを組み合わせ、災害時に要配慮者支援をどのように実現できるかを検討した事例をご報告いただきます。続いて、地域の災害資源、特にIP無線などの通信インフラをGISで可視化し、非常時に資源が正しく機能するかを確認する取り組みをご紹介いただきます。さらに、地域診断にGISを活用することにより、担当地区をより精緻に分析し、地域特性を踏まえた支援につなげる実践についても発表いただきます。最後に、都道府県内の保健師の配置状況を把握し、人材育成の観点から活用する試みについてご紹介いただきます。
これらの発表を通じてGISが行政保健師の活動をどのように広げ、未来に向けてどのような可能性を持つのかを共有したいと思います。発表後にはディスカッションの時間を設け、実際の課題や今後の展望についてシンポジストの皆さまと意見交換を行います。本シンポジウムが、全国の行政保健師がGISを身近な道具として活用し、地域の健康課題解決や災害対応、人材育成に根拠に基づく保健師活動として役立てていく未来を描く一助となることを願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
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[オンデマンドシンポジウム5-4]GISと新任保健師〜出会いとこれから〜
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