セッション詳細
【シンポジウム71】社会医学系専門医制度をいかに医療制度に組み込むか?
2025年10月31日(金) 10:30 〜 12:00
第6会場 (908)
座長:和田 裕雄(社会医学系専門医協会理事・順天堂大学)
指定発言者:今中 雄一(社会医学系専門医協会理事長・京都大学)
指定発言者:今中 雄一(社会医学系専門医協会理事長・京都大学)
我々、社会医学系専門医協会では、これまで社会医学系領域の医師の確保・育成を行ってきた。さらに、昨年、医師法施行規則等の一部を改正する省令が発出され、医師調査における医師届出票で「取得している広告可能な医師の専門性に関する資格名、麻酔科の標榜資格及び医師少数区域経験認定医師」に「社会医学系専門医」の選択肢が、「主たる業務内容」として「公衆衛生業務」の選択肢が追加された。「社会医学系専門医」が本邦の医療制度の中で活躍する枠組みが構築されつつある。
一方、臨床医学系では「シームレスな医学部・研修医・専門医の教育」のスキームが確立しつつあるが、一方の社会医学系領域の医師の確保・育成のために残された課題および求められる施策について、臨床医学領域の専門医確保・育成と比較して議論することが求められる。
本シンポジウムでは、医学部学生、研修医など若手の教育に関する社会医学領域の課題の在り方を考察しながら、社会医学系専門医制度の次の目標を設定するにあたり、現在ある課題とその解決施策を模索すべく、「社会医学系専門医制度をいかに医療制度に組み込むか?」と題して、堀岡伸彦 先生(文部科学省 高等教育局医学教育課 企画官)に、文部科学省で医学教育に携わってこられた経験をもとに、西嶋康浩先生(厚生労働省地域医療計画課長)には、地域医療政策を推進する立場から、荒木裕人先生(厚生労働省厚生科学課長)には、新型コロナウイルス・パンデミック以降、日常的に行われる健康危機管理の観点から、どのように社会医学領域の医師の確保・育成していけばよいのかについて、国家の政策立案にかかわる高い見地から御議論頂く。また、入江ふじこ先生(茨城県保健医療部)には、地域保健の現場における課題と可能性を紹介頂きながら、地域保健での社会医学領域の医師の確保・育成について議論頂く。最後に、今中雄一先生(社会医学系専門医協会理事長・京都大学)より社会医学系専門医協会の立場から特別発言として議論をまとめて頂く予定である。
一方、臨床医学系では「シームレスな医学部・研修医・専門医の教育」のスキームが確立しつつあるが、一方の社会医学系領域の医師の確保・育成のために残された課題および求められる施策について、臨床医学領域の専門医確保・育成と比較して議論することが求められる。
本シンポジウムでは、医学部学生、研修医など若手の教育に関する社会医学領域の課題の在り方を考察しながら、社会医学系専門医制度の次の目標を設定するにあたり、現在ある課題とその解決施策を模索すべく、「社会医学系専門医制度をいかに医療制度に組み込むか?」と題して、堀岡伸彦 先生(文部科学省 高等教育局医学教育課 企画官)に、文部科学省で医学教育に携わってこられた経験をもとに、西嶋康浩先生(厚生労働省地域医療計画課長)には、地域医療政策を推進する立場から、荒木裕人先生(厚生労働省厚生科学課長)には、新型コロナウイルス・パンデミック以降、日常的に行われる健康危機管理の観点から、どのように社会医学領域の医師の確保・育成していけばよいのかについて、国家の政策立案にかかわる高い見地から御議論頂く。また、入江ふじこ先生(茨城県保健医療部)には、地域保健の現場における課題と可能性を紹介頂きながら、地域保健での社会医学領域の医師の確保・育成について議論頂く。最後に、今中雄一先生(社会医学系専門医協会理事長・京都大学)より社会医学系専門医協会の立場から特別発言として議論をまとめて頂く予定である。
[シンポジウム71-1]調整中
*松本 晴樹 (文部科学省 高等教育局医学教育課 企画官)
[シンポジウム71-2]地域医療推進施策としての社会医学領域の医師の確保・育成の可能性
*西嶋 康浩 (厚生労働省医政局地域医療計画課)
[シンポジウム71-3]健康危機管理の視点からの社会医学領域の医師の確保・育成の可能性について
*荒木 裕人 (厚生労働省厚生科学課)
[シンポジウム71-4]地域保健における社会医学領域の医師の確保・育成の課題
*入江 ふじこ (茨城県保健医療部)
