ご挨拶
第52回日本血液浄化技術学会大会・総会
大会長 安藤 勝信
公益社団法人 地域医療振興協会
練馬光が丘病院
皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素より日本血液浄化技術学会の活動に格別なご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。この度、「第 52 回日本血液浄化技術学会・・総会」を 2026 年 4 月 24 日(金)~26 日(日)に埼玉県さいたま市・大宮ソニックシティを会場とし開催させていただくこととなりました。
大会テーマは「チャレンジ!! 血液浄化技術」といたしました。このテーマには、私たちが直面しているさまざまな課題に対して、挑戦し続ける姿勢を持つことの重要性が込められています。血液浄化技術は、腎不全や中毒、さまざまな疾患に対する治療法として、ますます重要性を増しており技術の進化に伴い、私たちの役割も変化し続けています。現在、透析患者の高齢化が増々進み、脳血管障害、認知症、フレイルなどの介護を必要とする患者が増加し、さらに悪性腫瘍や感染症の増加も問題となります。新しい治療法や機器の導入、さらには患者さん一人ひとりに最適な治療を提供するためのアプローチが求められています。
新しい機械学習アルゴリズムや AI 技術を活用して、血液浄化プロセスの効率を大幅に向上させる。個々の患者のニーズに合わせたカスタマイズされた治療計画を提供し、個別化医療を実現する。環境に優しい材料やプロセスを採用し、持続可能な医療技術の開発に取り組む。国際的な研究機関や医療機関との連携を強化し、知識と技術の共有を推進するなど未来に向かって挑戦を続けることが必要です。私たちがこの分野での革新を追求することで、患者様により良い治療を提供できると信じています。
学会の内容としましては、一般演題、BPA、特別講演、シンポジウム、パネルディスカッション、企業共催セミナーおよびハンズオンも企画しております。
本学会がご参加いただく皆様にとって、新たな知識や知見を深める機会となり、医療者としてさらなる成長を築けるよう第 52 回日本血液浄化技術学会総会実行委員一同鋭意準備を進めております。
多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。