セッション詳細
野生動物学分科会 シンポジウム「北海道の海鳥および海棲哺乳類の鳥インフルエンザ発生」
2025年9月5日(金) 14:00 〜 16:00
第4会場(ジブラルタル)
座長:
大沼 学(国立環境研究所)
加藤 卓也(日本獣医生命科学大学)
【趣旨説明】
高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)は、長らく家禽および野鳥における感染症として知ら
れてきたが、近年では国内外で哺乳類からのHPAIV検出事例が報告されている。今年は日本国内に
おいて海鳥の大量死が発生すると共に、ゼニガタアザラシ、ラッコといった海棲哺乳類の陽性事例
が報告されている。このように国内においても感染拡大の様相は新たな局面を迎えつつあり、それ
に伴うリスクの再評価が求められている。
本シンポジウムでは、海鳥および海棲哺乳類の感染事例から得られた各種情報を共有するとともに、
今回の事例を通して認識された問題点、特に、哺乳類への感染の拡大を見据えた新たな監視体制や
連携体制の構築について議論する機会としたい。
大沼 学(国立環境研究所)
加藤 卓也(日本獣医生命科学大学)
【趣旨説明】
高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)は、長らく家禽および野鳥における感染症として知ら
れてきたが、近年では国内外で哺乳類からのHPAIV検出事例が報告されている。今年は日本国内に
おいて海鳥の大量死が発生すると共に、ゼニガタアザラシ、ラッコといった海棲哺乳類の陽性事例
が報告されている。このように国内においても感染拡大の様相は新たな局面を迎えつつあり、それ
に伴うリスクの再評価が求められている。
本シンポジウムでは、海鳥および海棲哺乳類の感染事例から得られた各種情報を共有するとともに、
今回の事例を通して認識された問題点、特に、哺乳類への感染の拡大を見据えた新たな監視体制や
連携体制の構築について議論する機会としたい。
[LS-01]海鳥と海棲哺乳類の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染事例におけるワンヘルスアクションとウイルス学的知見
○日尾野 隆大1,2,3,4 (1. 北海道大学 One Healthリサーチセンター、2. 北海道大学 大学院獣医学研究院 微生物学教室、3. 北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所、4. 北海道大学 創成研究機構ワクチン研究開発拠点)
[LS-02]根室における海鳥の死体回収の取組と海鳥間でのHPAI感染パターンの検討
○外山 雅大1、掛下 尚一郎2、大久保 明香2 (1. 根室市歴史と自然の資料館、2. 公財日本野鳥の会)
[LS-03]ラッコ感染事例への死亡漂着時からの対応と生態学的考察
○服部 薫1、渡邊 有希子2 (1. 水産研究・教育機構水産資源研究所広域性資源部、2. 猛禽類医学研究所)