セッション詳細
[1F-10]【J】第7回クライオ電顕ネットワーク・ユーザーグループミーティング
2024年11月27日(水) 19:15 〜 20:30
第10会場(福岡国際会議場 2F 201)
オーガナイザー:荒磯 裕平(金沢大学)、阿部 一啓(北海道大学)
クライオ電子顕微鏡解析技術の目覚ましい進歩によってタンパク質の構造生物学は大きな発展を遂げ、日々新しいタンパク質の立体構造が解き明かされている。日本国内においても、全国各所にクライオ電子顕微鏡装置の導入が進み、各地に特色のある構造解析拠点が形成されている。こうしたクライオ電子顕微鏡解析を支援するため、我が国にはAMED生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)の支援システム“クライオ電顕ネットワーク”が存在する。ここでは日本中に整備されたクライオ電子顕微鏡装置を効率的に利用できる環境が整っており、これまで利用経験のない研究者でも、クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析に取り組むことが可能となっている。本フォーラムでは、既存のユーザー、今後利用を考えている研究者、施設側の研究者が一堂に会し、クライオ電子顕微鏡解析の最先端の知見を共有し、多角的に議論することで、構造生物学研究の更なる発展を目指す。