セッション詳細

[2F-06]【J】加齢に伴う血管の変容を起点とした個体老化機構

2024年11月28日(木) 19:15 〜 20:30
第6会場(福岡国際会議場 4F 411+412)
オーガナイザー:渡部 徹郎(東京医科歯科大学)、福原 茂朋(日本医科大学)
「人は血管とともに老いる」とオスラー博士は提唱したが、個体の老化過程に果たす血管の機能と作用機構には未解明な部分が多く残されている。血管は全身に分布し、組織に酸素や栄養分を供給することで生体の恒常性維持に重要な役割を果たすのみならず、近年では血管内皮細胞から分泌されるアンジオクライン因子が臓器の形成・維持を制御することがわかりつつある。本シンポジウムでは、加齢に伴う血管の変容が個体老化に及ぼす作用についての分子から個体レベルまでの最新研究を紹介する。