セッション詳細

[1PS-10]【E】異常翻訳に起因するストレス応答と品質管理による解消の分子機構と生理機能

2024年11月27日(水) 16:45 〜 19:00
第10会場(福岡国際会議場 2F 201)
オーガナイザー:稲田 利文(東京大学)、Roland Beckmann(University of Munich)
タンパク質合成中のリボソームの停止と衝突は、遺伝子産物の機能における重大な欠陥を示しているため、複数の品質管理メカニズムによって排除される。 衝突するリボソームを認識する翻訳品質管理RQCの分子機構と生理機能の理解は急速に進んでおり、その生理機能の解析も進んでいる。 衝突リボソームは、ZAKa 媒介リボ毒性ストレス応答 (RSR) と GCN2 媒介統合ストレス応答 (ISR) という 2 つのストレス応答も活性化し、翻訳制御と細胞死につながる。 さらに、リボソームの品質管理とリボソーム分解の基礎となるメカニズムが明らかになっている。 本シンポジウムでは、翻訳異常やリボソームの衝突・停止によるストレス応答の分子機構と生理機能を認識する品質管理に関する最新の知見を紹介する。

Introduction

[1PS-10-01]Molecular basis of Ribosome-associated Quality Control (RQC) at the ER

○Roland Beckmann1,2 (1. University Munich LMU, 2. Gene Center and Department of Biochemistry)
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[1PS-10-02]Concentration matters: Regulation of ribosome homeostasis during cellular stress

○Rachel Green1,2, James A Saba1, Kate L Schole1, Frances Diehl1 (1. Johns Hopkins University School of Medicine, 2. Howard Hughes Medical Institute)
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[1PS-10-03]リボソーム停止と衝突を解消する翻訳品質管理の分子機構と生理機能

○稲田 利文1 (1. 東大・医科研)
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[1PS-10-04]Structure of a Gcn2 dimer in complex with the large 60S ribosomal subunit

○Lyudmila Dimitrova-Paternoga1, Xia Lu2, Helge Paternoga1, Sihan Li2, Sergo Kasvandik3, Bertrand Beckert4, Tanel Tenson3, Toshifumi Inada2, Daniel N. Wilson1 (1. University of Hamburg, 2. The University of Tokyo, 3. University of Tartu, 4. Dubochet Center for Imaging (DCI) at EPFL)
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[1PS-10-05]RNA修飾のストレス応答と老化

○魏 范研1 (1. 東北大・加齢医学研究所)
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Conclusion