セッション詳細

[1MS-11]【E】進化と発生における染色体再編成のダイナミズム:線虫研究が切り拓く新潮流

2024年11月27日(水) 15:10 〜 16:30
第11会場(福岡国際会議場 2F 202)
オーガナイザー:杉本 亜砂子(東北大学)、吉田 恒太(新潟大学)
ゲノム解析の高度化により、進化や発生の過程で染色体再編成が予想以上にダイナミックに起きていることが明らかになってきた。本シンポジウムでは、多様な線虫種において発見された、種分化と連動した染色体融合や、発生途上の胚に起きる染色体削減をはじめとする、染色体再編成現象の最先端研究を紹介する。「染色体とは安定な構造である」という従来の認識を覆すこれらの研究を通じて、染色体生物学の未来展望について議論したい。

Introduction

[1MS-11-01]Fusion chromosomes of C. elegans shed light on meiotic crossover patterning and synapsis

Carlos Mario Rodriguez-Reza1, Aya Sato-Carlton1, ○Peter Carlton1 (1. Kyoto University, Graduate School of Biostudies)
コメント()

[1MS-11-02]Pristionchus属線虫の染色体融合と開裂にともなうゲノム制御の再構築

○井下 結葵1、吉田 恒太1 (1. 新潟大学・脳研究所)
コメント()

[1MS-11-03]Programmed DNA Elimination during embryonic development of the free-living nematode Auanema

○Andre Pires da Silva1, Sally Adams1, Bernice Chan1, Pablo Gonzalez de la Rosa2, Lewis Stevens2, Mark Blaxter2 (1. University of Warwick, 2. Wellcome Sanger Institute)
コメント()

[1MS-11-04]Caenorhabditis auriculariaeにおけるプログラムされたDNA削減(PDE)のメカニズムを理解するためのバイオインフォマティクスアプローチ

○孫 思墨1、上床 直紀2、肖 樂雲1、佐藤 一輝1、春田 奈美2、杉本 亜砂子2、菊地 泰生1 (1. 東大・新領域、2. 東北大・院理・生命科学)
コメント()

[1MS-11-05]Caenorhabditis auriculariaeにおけるプログラムされた染色体削減の分子メカニズムの解明をめざして

○春田 奈美1、上床 直紀1、孫 思墨2、菊地 泰生2、杉本 亜砂子1 (1. 東北大学、2. 東京大学)
コメント()

Conclusion