セッション詳細
[1PS-12]【E】核とミトコンドリアのDNA維持戦略の分子基盤
2024年11月27日(水) 16:45 〜 19:00
第12会場(福岡国際会議場 2F 203)
オーガナイザー：加生 和寿（九州大学）、塩谷 文章（国立がん研究センター研究所）
核とミトコンドリアに存在するゲノムDNAは正確に複製される必要がある。一方で、内的・外的ストレスにより複製フォークの進行が阻害されるとゲノム不安定性に起因する種々の疾病やがん化が誘発される。本シンポジウムでは、DNA複製や損傷トレランスに重要として近年注目を浴びているPrimPolなどの因子に焦点を当て、多彩なDNA維持・損傷応答の分子基盤、さらにがんや疾患治療における戦略など幅広く議論したい。
Introduction
[1PS-12-01]The pillars of the human DNA primase/Polymerase, PrimPol
○María Isabel Martínez-Jiménez1, Marcos Jiménez-Juliana1, Cristina Veláquez-Ruiz1, Susana Guerra-González1, Luis Blanco1 (1. CSIC- Centro de Biologia Molecular Severo Ochoa)
[1PS-12-03]非小細胞肺がんにおけるPOLD4-PRIMPOL経路を標的とした新規治療法の検討
○新美 敦子1、Limsirichaikul Siripan1、竹内 俊幸1、Sawangsri Patinya1、Tran Quoc Dat1、水谷 泰嘉1、鈴木 元1 (1. 藤田医科大・医・分子腫瘍)
[1PS-12-04]Mitochondrial DNA (mtDNA) metabolism alterations promote inflammatory gene expression in senescent cells.
○Sjoerd Wanrooij1, Valentin L'Hote1, Lisa Marchhart1, Alma Vennberg1, Maxime Donzel1, Erik Chorell1 (1. Umea university, Sweden)
[1PS-12-05]ミトコンドリア転写伸長因子TEFMはミトコンドリアDNAの複製と転写のバランス制御に重要な役割を果たす
○安川 武宏1,2、松田 盛2,3、中山 益成2、都 由羅2、石内 崇5,6、八木 美佳子2,4、Wanrooij Sjoerd7、中田 和人8、魏 范研3、一柳 健司6,9、佐々木 裕之6、康 東天10 (1. 順天堂大・院医・分子病理病態学、2. 九大・院医・臨床検査医学、3. 東北大・加齢医学・モドミクス、4. 九大・院医・保健学、5. 山梨大・生命環境・生命工学、6. 九大・生医研・エピゲノム、7. ウオメ大、8. 筑波大・生命環境系、9. 名古屋大・院生命農学・動物科学、10. 香椎丘リバビリテーション病院)