セッション詳細

[1AS-17]【J】転移因子コードが誘導する核内3次元構造形成メカニズムの理解

2024年11月27日(水) 9:00 〜 11:15
第17会場(マリンメッセ福岡B館 2F 会議室2-2)
オーガナイザー:日比野 絵美(名古屋大学)、一柳 健司(名古屋大学)
SINEやLINEなどの転移因子 (トランスポゾン) はゲノムDNAの多くの部分を占める。SINEとLINEはゲノム内に不均一に分布し、しかも相互排他的である。近年の研究からSINEがCTCFなどの核内3次元構造を制御する因子をリクルートすることや、LINE RNAが核内での液-液相分離を介してヘテロクロマチンを構築することが示された。本シンポジウムでは、SINEやLINEが結合タンパク質と協奏することで核内3次元構造を制御するという分子コード(転移因子コード:TEC)という概念を提唱し、転移因子や核内3次元構造に関連する幅広い最新の研究から議論したい。

Introduction

[1AS-17-01]溶液NMRによるヌクレオソーム中のヒストンテイルの動的構造解析

○古川 亜矢子1,2、若森 昌聡3、有村 泰宏4、大友 秀明2、津中 康央2、胡桃坂 仁志4、梅原 崇史3、西村 善文2 (1. 京都大学、2. 横市大・生命医、3. 理研・BDR、4. 東大・定量研)
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[1AS-17-02]In-cell NMR法によるヒト生細胞内における核酸の構造、ダイナミクス、リガンド相互作用の解析

○山置 佑大1,2、永田 崇1,2、近藤 敬子1、阪本 知樹1、Eladl Omar1,2、片平 正人1,2 (1. 京大・エネルギー理工学研究所、2. 京大・院エネ科)
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[1AS-17-03(1P-101)]転移因子を介した3次元ゲノムとDNA複製タイミングの機能的リンク

○シャリフ ジャファル1、古関 明彦1 (1. IMS 横浜 理化学研究所)
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[1AS-17-04(1P-107)]トランスポゾン由来タンパク質VANCによる塩基配列特異的な抗抑制機構

○越阪部 晃永1、田中 優作1、齋藤 絡2、平野 央人1、志甫谷 渉1、伊藤 弓弦1、濡木 理1、角谷 徹仁1 (1. 東大・院理・生物科学、2. 東大・定量研)
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[1AS-17-05]植物ゲノムにおける遺伝子内転移因子配列の転写制御

○佐瀬 英俊1 (1. 沖縄科学技術大学院大学)
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[1AS-17-06]レトロトランスポゾンに由来するマウス大規模microRNAクラスターの機能と体細胞核移植クローンマウスで観察される異常について

○井上 貴美子1 (1. 理化学研究所バイオリソース研究センター)
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[1AS-17-07]脳神経系における転移因子LINE-1の転写・転移制御機構と精神疾患

○岩本 和也1 (1. 熊本大学大学院生命科学研究部分子脳科学講座)
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[1AS-17-08(1P-096)]ヒト脳における転移因子の制御状況

○渡邊 理紗1、ピーター シリル1、ジャン ビチェン1、パテル フォランベン1、ダーソン トラビス1、アガーワル アマン1、ルンスバリースカイフ ウィル1、フリドリック マヤ1、ギーダー キラン1、ルソス パノス1,2、パトワリー アショク3、ナジェシュワラン サティジ3、ツァンコバ ナディア1、ウォン ヒージャン4、セブラ ロバート1、チェン ベンジャミン1、ハッソン ダン1、アクバリアン シュラーム1 (1. マウントサイナイ医科大学、2. ジェームズJ.ピーターズVAメディカルセンター、3. カリフォルニア大学ロサンゼルス校、4. ノースカロライナ大学チャペルヒル校)
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Conclusion