セッション詳細
[1AS-02]【J】ゲノムストレスや代謝異常が引き起こす老化と病態
2024年11月27日(水) 9:00 〜 11:15
第2会場(福岡国際会議場 5F 502+503)
オーガナイザー:柴田 淳史(慶應義塾大学)、高橋 暁子(がん研究会 がん研究所)
生物は多種多様なストレスに対して適切な細胞応答を行うことで生体の恒常性を維持している。特に、ゲノムや代謝において生じるストレス応答異常は老化やがんを引き起こすことから、その詳細な分子機構の解明は喫緊の課題である。本シンポジウムでは、がん、老化、DNA修復、免疫、代謝、エピゲノムなどの各分野をリードする研究者を集め、老化やがんを中心とした病態の克服に向けた議論を行う。
Introduction
[1AS-02-02(1P-068)]When Base Excision Repair goes wrong - Chromosome fragmentation due to TORC2 inhibition depends on nuclear actin-dependent remodeler activity
○Susan M Gasser1, Kenji Shimada2, Verena Hurst2, Christian B Gerhold2, Cleo V.D. Tarashev2, Masahiko Harata3, Barbara van Loon4 (1. ISREC Foundation and University of Lausanne, 2. FMI, Basel, 3. Tohoku University, Sendai, 4. Norwegian University of Science and Technology)
[1AS-02-03(1P-745)]核小体の異常はXPG依存的なRNA-DNAハイブリッドの生成を引き起こし、自然免疫応答のプライミングを通じて、リボソーム病の病態形成に寄与する
○高島 謙1、押海 裕之1 (1. 熊本大・院生命・免疫学)
[1AS-02-04(1P-017)]RNA依存性RNAポリメラーゼ活性によるR-loop制御
○町谷 充洋1、野村 祥1,2、増富 健吉1 (1. 国立がん研セ・研・がん幹細胞、2. 東海大・医・整形外科)
[1AS-02-05(1P-785)]ダサチニブ・ケルセチンの老化細胞におけるセノリシス以外の作用
○伊藤 甲雄1、脇田 将裕1、Birte Kristin Jung1、原 英二1 (1. 大阪大学)
[1AS-02-06]Rubicon-WIPI軸は老化に伴うエクソソームの生合成を制御する
○栁川 恭佑1,2、久万 亜紀子1,3、濱崎 万穂1,4、喜多 俊分5,6、山室 禎7、西野 耕平8、中村 修平9、大森 弘子10、上西 達也1,11、及川 哲志7、加藤 義雄12、枝廣 龍哉13,14、川越 亮介15、谷口 貴子15、田中 陽子16、志摩 喬之 9、田端 桂介17、岩谷 三樹1、別宮 尚1、華山 力成18,19、岡田 随象13,20,21,22,23、秋本 崇之24、小迫 英尊8、高橋 暁子16、下村 伊一郎5、坂田 泰史2、吉森 保1,3,4,11 (1. 大阪大学大学院医学系研究科 遺伝学教室、2. 大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学、3. 大阪大学大学院医学系研究科 総合ヘルスプロモーション科学講座、4. 大阪大学大学院生命機能研究科 細胞内膜動態研究室、5. 大阪大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学、6. 興和株式会社東京創薬研究所 薬理研究部、7. Division of Endocrinology, Diabetes and Metabolism, Beth Israel Deaconess Medical Center and Harvard Medical School、8. 徳島大学 藤井節郎記念医科学センター 細胞情報学分野、9. 奈良県立医科大学 医学部医学科 生化学講座、10. 大阪大学微生物研究所、11. 大阪大学先導的学際研究機構、12. 独立行政法人産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 、13. 大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学、14. 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学、15. JT横浜リサーチセンター i2i-Labo、16. 公益財団法人がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部、17. 順天堂大学 医学部 生理学第二講座、18. 金沢大学医学系 免疫学、19. 金沢大学 ナノ生命科学研究所、20. 東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学、21. 理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム、22. 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 免役統計学、23. 大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点、24. 早稲田大学 スポーツ科学学術院)