セッション詳細

[1PS-02]【J】フィロスタシス:多細胞の休止プログラム

2024年11月27日(水) 16:45 〜 19:00
第2会場(福岡国際会議場 5F 502+503)
オーガナイザー:中西 未央(千葉大学)、岡村 永一(滋賀医科大学)
共催:科研費学術変革(B)「フィロスタシス」
多細胞組織の活動休止現象は、多様な生物種や組織において観察される。たとえば胚全体または特定の細胞で発生プロセスを中断する発生休止は哺乳類・昆虫・植物などで報告されている。また成体における組織幹細胞はしばしば活動休止状態で維持され、それが生涯にわたる機能保持に必須であることが示されている。従来これらの現象は低栄養や低酸素といった環境受容の結果であると認識されてきた。これに対して本シンポジウムでは、緻密な多細胞間相互作用に基づく能動的な活動休止(フィロスタシス:Philostasis)に着目し、その制御プログラム解明に挑む最先端の研究を紹介する。

[1PS-02-01]マウス胚における発生休止のしくみ

○高岡 勝吉1 (1. 徳大・酵素)
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[1PS-02-02]成体神経幹細胞と上⾐細胞の運命分岐機構の解明

○國屋 敬章1、小林 優介1、中本 有美1、杉浦 悠毅3、大宮 英恵1、山口 詩真1、方 凌艶1、後藤 由季子1,2 (1. 東大・院薬・薬科学 、2. 東大・WPI-IRCN、3. 京大・院医)
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[1PS-02-03(1P-965)]Stereo-Seqを用いたクマムシにおける空間トランスクリプトーム解析

○田中 冴1,2、荒川 和晴1,2 (1. 自然科学研究機構 生命創成探究センター、2. 慶應義塾大学先端生命科学研究所)
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[1PS-02-04(1P-423)]乾眠に関わるクマムシ固有の細胞骨格CAHSの線維化を制御するメカニズムの解析

○田中 彬寛1、島本 勇太1 (1. 国立遺伝学研究所)
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[1PS-02-05]キタグニコウキクサにおける短日誘導性の成長停止と休眠越冬芽誘導

○伊藤 照悟1、鹿島 誠2、小山 時隆1 (1. 京大・院理・生物科学、2. 東邦大・理・生物分子)
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[1PS-02-06(1P-797)]線虫の低温休眠現象の発見

○堀川 誠1、水沼 正樹1 (1. 広島大院・統合生命科学・健康長寿学)
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[1PS-02-07]昆虫の休眠戦略:マダラスズ休眠卵の遺伝子発現制御機構

○片岡 孝介1 (1. 東京農工大学)
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総合討論