セッション詳細
[1PS-06]【J】疾患治療を目指したゲノム代謝研究の最前線
2024年11月27日(水) 16:45 〜 19:00
第6会場(福岡国際会議場 4F 411+412)
オーガナイザー:荻 朋男(名古屋大学)、中田 慎一郎(大阪大学)
協賛:日本医療研究開発機構 ゲノム情報に基づくN-of-1+創薬研究
このシンポジウムでは、核酸代謝・DNA修復・転写・蛋白質合成をはじめとするゲノムに関わる分子機構に人工的に介入し、疾患を治療するための革新的なアプローチについて議論します。現在、遺伝子編集技術や人工核酸による遺伝子発現制御の実用化が期待されています。これらの技術を独自の視点から発展させる、あるいは全く新しい治療手法を開発するための基盤的な基礎研究を紹介します。これらの研究に基づく新規手法により、がんや遺伝性疾患など、従来は治療が困難だった疾患に対する新しい治療法開発の可能性を模索します。
Introduction
[1PS-06-02(1P-078)]TDP2によるDNA修復メカニズムを活用した疾患治療の可能性
○津田 雅貴1,2、清水 直登1,2、濱田 優作1,2、伊澤 和輝1 (1. 国立医薬品食品衛生研究所、2. 広島大学)
[1PS-06-04(1P-858)]人工核酸アンチセンスオリゴDNAを用いたがん細胞選択的なシスプラチン増感剤としてのMCM8阻害剤の創出
○内堀 友紀1、末國 雅貴1、小梶 優子1、吉田 和真1、笠原 勇矢2,3、藤田 雅俊1 (1. 九大・院薬・医薬細胞生化学、2. 医薬健栄研・人工核酸スクリーニングプロジェクト、3. 阪大・院薬・核酸医薬設計学)
[1PS-06-05(1P-352)]3本鎖核酸と3本鎖核酸結合蛋白質による人工的遺伝子発現制御
○鳥越 秀峰1、篠田 稜1、新村 真依子1、木内 一樹1、佐藤 憲大1、片山 拓馬1 (1. 東京理科大学)
[1PS-06-06]ゲノム不安定性疾患に対する人工核酸をモダリティとした治療薬探索
○中沢 由華1、葉 琳1、尾曽 太一1、千住 千佳子1、加藤 香奈1、嶋田 繭子1、荻 朋男1 (1. 名古屋大学)