セッション詳細
[1PS-08]【J】細胞運命決定におけるエピゲノム動態
2024年11月27日(水) 16:45 〜 19:00
第8会場(福岡国際会議場 4F 414)
オーガナイザー:椙下 紘貴(東京大学)、伊藤 伸介(理化学研究所)
発生過程では数千個に及ぶ発生関連遺伝子の発現が時空間的に制御されている。特定の系譜に分化するには系譜決定に関わる遺伝子の発現を適切にONやOFFにする必要がありエピゲノムによる制御が巧妙に行われる。しかしどのようにそのような遺伝子制御を行われるのかは明らかでない。本シンポジウムでは発生や分化に関わる重要な遺伝子のエピゲノムがどのように確立・維持されるのかに注目し、最新の知見を紹介し議論する。
Introduction
[1PS-08-02(1P-095)]1細胞マルチエピゲノミクスによる転写因子動態の解明
○藤井 健1、原田 哲仁1、前原 一満1、木村 宏2、大川 恭行1 (1. 九州大学 生体防御医学研究所、2. 東京工業大学 科学技術創成研究院)
[1PS-08-04(1P-111)]魚類初期胚のZygotic genome activationにおける活性型ヒストン修飾の機能解析
○福嶋 悠人1,2、武田 洋幸2,3 (1. 理化学研究所・統合生命医科学研究センター、2. 東大・院理・生物科学、3. 京都産業大学・生命科学部)
[1PS-08-06]ポリコーム抑制複合体PCGF1-PRC1が関与する細胞分化における転写の活性化機構
○伊藤 伸介1、近藤 隆1、高野 淳一朗1、柴田 真利花1、近藤 香1、原地 美緒1、古関 明彦1 (1. 理化学研究所)
[1PS-08-08]マウス卵子のDNAメチル化制御機構とその異常が発生に与える影響
○河村 悠美子2,1、オゾノフ エフゲニー2、パパサイカス パナギオティス2、近藤 隆4、ニュエン ニョン2、スタッドラー ミヒャエル2,3、スモールウッド セバスチャン2、古関 明彦4、ピーターズ アントワン2,3 (1. オーフス大学、2. フリードリッヒミーヒャー研究所、3. バーゼル大学、4. 理化学研究所 IMS 生命医科学研究センター)
[1PS-08-09]非ヒストン性クロマチン因子HMGA2によるクロマチン凝集と神経幹細胞の運命制御
○桑山 尚大1,2、鯨井 智也3、岸 雄介3、平野 里奈3、越後谷 健太3、方 凌艶1、渡邊 すぎ子4、中尾 光善4、鈴木 穣5、石黒 啓一郎4、胡桃坂 仁志3、後藤 由季子1,6 (1. 東京大学大学院薬学系研究科、2. カルフォルニア大学バークレー校、3. 東京大学定量科学研究所、4. 熊本大学発生医学研究所、5. 東京大学大学院新領域創成科学研究科、6. 東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構)