セッション詳細
[2PS-10]【E】相互促進:ミトコンドリア研究と新技術の融合・既存技術の拡張
2024年11月28日(木) 16:45 〜 19:00
第10会場(福岡国際会議場 2F 201)
オーガナイザー:武田 啓佑(大阪大学)、野口 雅史(和歌山県立医科大学)
ミトコンドリアは細胞内代謝ひいては個体運命を決定づける中核的なオルガネラである。21世紀となり早24年、iPS細胞や深層学習を始めとした技術革新は加速度を増し、そのような新技術とミトコンドリア生物学との会合による学際的進化が生じつつある。本シンポジウムでは、新技術あるいは既存技術の新しい拡張的用法を基軸とした、ミトコンドリア本質理解についての研究を紹介しつつ、技術基盤の理解と新しい戦略的着想を生むためのツール活用・発展術について知見を広めることを目指したい。
Introduction
[2PS-10-01]ミトコンドリア内膜タンパク質OPA1は気道幹細胞を維持する
○野口 雅史1、山本 朔耶1、岩田 圭子1、新谷 紀人1,2、スコラノ ルカ3,4 (1. 和医大・薬・薬品作用学、2. 大阪大・院薬・ 分子神経薬理、3. パドヴァ大・生物、4. ベネチア分子医学研究所)
[2PS-10-02]単量体型TALE-アデニンデアミナーゼを用いたシロイヌナズナのオルガネラゲノムにおける標的A-to-G塩基編集
○周 暢1、奥野 未来2、中里 一星1,3、堤 伸浩1、有村 慎一1 (1. 東大·院農·生命科学、2. 久留米大·医学·感染、3. 日本学振)
[2PS-10-04]深層学習を用いた解析による生体内網膜神経節細胞のミトコンドリア超微細構造の解明
○菅 翔吾1、中西 優1、小槙 創1、大野 伸彦2,3、河合 宏紀1、平林 祐介1 (1. 東京大学大学院工学系研究科、2. 自治医科大学 医学部解剖学講座組織学部門、3. 生理学研究所 超微形態研究部門)
[2PS-10-05]Pharmacologically increasing Opa1 expression levels by silencing the miR-148/152 family improves the phenotype in mitochondrial myopathy.
○Andre Djalalvandi1,2, Francesca Grespi1,2, Keisuke Takeda1,2, Tiago Fonseca1,2, Hualin Fan1,2, Carlotta Barison1,2, Davide Steffan1,2, Camilla Bean1,2, Martina Semenzato1,2, Akiko Omori1,2,Luca Scorrano1,2 (1. University of Padua, 2. Venetian Institute of Molecular Medicine)