セッション詳細
[2MS-15]【J】生命理解と制御のための多層的代謝ダイナミズム
2024年11月28日(木) 15:10 〜 16:30
第15会場(マリンメッセ福岡B館 2F 会議室1-2)
オーガナイザー:小田 真由美(慶應義塾大学医学部)、服部 奈緒子(星薬科大学)
代謝機能の正確な制御は細胞の生存と機能に不可欠であり、刺激に対する適切な応答が健全な細胞機能の維持に必要とされる。細胞増殖、分化、細胞死などの細胞イベントは、内的・外的刺激に応答して階層を超えた統合的な代謝カスケードの活性化を必要とし、その破綻は資源配分の変化や疾病につながる。本ワークショップでは、様々な細胞内イベントにおける代謝機能の制御に焦点を当て、その多層的なダイナミズムについて議論したい。
Introduction
[2MS-15-02]代謝エピゲノムによる線維化促進型マクロファージの極性化制御機構の解明
○古賀 友紹1、船藏 直史1,2、洪 性賢1、野田 彩音1、井上 俊洋2、中尾 光善1 (1. 熊大・発生研・細胞医学、2. 熊大・院医・眼科学)
[2MS-15-03]ショウジョウバエを用いたコリン欠乏下で代謝恒常性を保つ代償機構解明
○藤田 有香1,2、小坂元 陽奈1、両角 諭3,4、有田 誠3,4,5、小幡 史明1,2 (1. 理研 BDR、2. 京大・院生命科学・分子病態、3. 理研IMS 、4. 慶大・院薬・代謝生理化学、5. 横浜市立大・院生命医科学・代謝エピゲノム科学)
[2MS-15-04]HSD17B4による脂肪酸代謝は乳がん細胞の薬剤感受性を制御する
○服部 奈緒子1,2、新井 信晃3、山下 聡4、牛島 俊和2 (1. 群馬大学・生体調節研究所、2. 星薬科大学・先端生命科学研究所、3. 杏林大学・呼吸器甲状腺外科学、4. 前橋工科大学・情報生命工学群)