セッション詳細

[2AS-16]【J】ゲノム刷り込み機構の再定義と実例:エピゲノム制御機構の進化とコンフリクト仮説

2024年11月28日(木) 9:00 〜 11:15
第16会場(マリンメッセ福岡B館 2F 会議室2-1)
オーガナイザー:小林 久人(奈良県立医科大学)、和田 七夕子(奈良先端科学技術大学院大学)
2024年は、マウス核移植実験による”哺乳動物のゲノム刷り込み機構”の発見より40年目を迎える節目の年である。本シンポジウムでは、哺乳動物、昆虫、植物など多様な生物における最前線のゲノム刷り込み研究の知見を紹介する。種分化におけるゲノム刷り込み機構の多様化と生物種の進化に対する貢献、コンフリクト仮説の検証、今後の研究展望についても議論したい。

Introduction

[2AS-16-01]シロイヌナズナにおける父母インプリント遺伝子による胚乳発達の制御

○和田 七夕子1、山口 翔1、下保 瑶己1、山口 京1、山田 慧士朗1、海老原 諒子1、逢阪 悠夏1、山﨑 聖翔1、殿崎 薫2、肥後 あすか4、辻 寛之2、高山 誠司3、木下 哲2、伊藤 寿朗1 (1. 奈良先端大・バイオ、2. 横浜市大・木原生物学研究所、3. 東大・農、4. 名大・理)
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[2AS-16-02]植物の種間交雑で見られるオス・メスゲノムのコンフリクト

○殿崎 薫1、木下 哲1 (1. 横浜市大・木原生研)
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[2AS-16-03]コケ植物の胚における非典型的なゲノム刷り込み

○久永 哲也1,2、Berger Frederic2 (1. 奈良先端大・バイオ、2. グレゴールメンデル研究所)
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[2AS-16-04]社会性昆虫の遺伝子発現の片親バイアス:一回交尾種トゲオオハリアリでの事例

○岡田 泰和1、若宮 健2、土畑 重人3 (1. 名古屋大学・院理・生命理学、2. 東京工業大学・生命理工学院、3. 東京大学・院総合文化)
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[2AS-16-05(2P-567)]単為発生胚由来脳をもつマウスから明らかになってきたゲノム刷り込みの役割

○山口 新平1、武智 真里奈1,2 (1. 東邦・理・生物、2. 阪大・生命)
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[2AS-16-06(2P-111)]フェレットにおけるゲノム刷り込み遺伝子の探索から見えてきた脳におけるゲノム刷り込みの進化的意義

○堀家 慎一1,4、島津 美幸1、岡田 源作1、齋藤 健吾2、新明 洋平2,5、西野 光一郎3、河崎 洋志2,4、目黒 牧子1 (1. 金沢大・疾患セ、2. 金沢大・医、3. 東洋大・生体医工、4. 金沢大・サピ研、5. 浜松医大・医)
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[2AS-16-07(2P-106)]エゾナキウサギゲノムにおけるゲノムインプリンティングを受ける領域の探索

○青砥 早希1、進導 美幸2、山口 藍3、押田 龍夫3、岡村 浩司4 (1. 成育医療セ・メディカルゲノム、2. 成育医療セ・実験動物、3. 帯広畜産大・野生動物学研、4. 成育医療セ・システム医学)
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[2AS-16-08]受精後刷り込みDNAメチル化の制御メカニズムと生物種間遺伝子間保存性

○松崎 仁美1、森橋 美月2、谷本 啓司1 (1. 筑波大・生命環境・TARA、2. 筑波大院・理工情報生命)
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[2AS-16-09]ゲノム刷り込みの収斂進化:有袋類を事例に

○石原 輝人1,2,3、Trent Newman2、Geoff Shaw2、Marilyn Renfree2 (1. バブラハム研究所、2. メルボルン大学、3. ケンブリッジ大学)
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[2AS-16-10]受精後に再活性化するLTRレトロトランスポゾンによる種特異的インプリンティング遺伝子の確立

○小林 久人1 (1. 奈良県立医科大学)
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Conclusion