セッション詳細
[2AS-03]【J】全能性細胞におけるエピジェネティック制御機構
2024年11月28日(木) 9:00 〜 11:15
第3会場(福岡国際会議場 4F 401+402+403)
オーガナイザー:石津 大嗣(慶應義塾大学)、小林(石原) 美栄(慶應義塾大学)
受精によって形成される接合子は全ての種類の細胞に分化し、個体へと成長することができる全能性をもつ。しかし、受精卵がどのようにして全能性を獲得するのか、そのリプログラミング過程については不明な点が多い。本シンポジウムでは、全能性細胞の特徴を規定するエピゲノムの制御機構について最新の知見を共有し、全能性獲得の背景に潜むエピゲノム制御ネットワークの解明に向けた課題を議論する。
Introduction
[2AS-03-03(2P-609)]マウス初期胚における転写リプログラミング
○坂本 瑞季1、伊藤 蒼1、若山 清香2、佐々木 裕之3、若山 照彦2、石内 崇士1 (1. 山梨大・院・生命環境、2. 山梨大・発生工学研究センター、3. 九大・生医研・エピゲノム)
[2AS-03-04(2P-101)]全能性消失期における条件的ヘテロクロマチンの段階的な確立機構
○松若 正篤1,2、公文 麻美1、井上 梓1,2 (1. 理研IMS、2. 都立大・院理・生命科学)
[2AS-03-06]マウス着床前初期胚発生過程におけるDNA複製タイミングの解析
○中谷 庸寿1、Torres-Padilla Maria-Elena1 (1. Helmholtz Zentrum Munchen)
[2AS-03-07]マウス初期発生過程における内在性レトロウイルスによるクロマチン再構築機構
○坂下 陽彦1、竹内 力2、中原 俊矢1、小澤 詩穂1、石津 大嗣1、塩見 春彦1 (1. 慶應大・医・分子生物学、2. テキサス大サウスウエスタン医学センター・グリーンセンター)
[2AS-03-08]多能性幹細胞を用いたラットPGC形成機構の理解
○及川 真実1,3、平林 真澄2、山口 智之1、小林 俊寛3,2 (1. 東薬大・生命、2. 生理研、3. 東大・医科研)
[2AS-03-09]単一細胞マルチエピゲノミクスによる細胞状態変化に伴うクロマチン構造変化の解析
○原田 哲仁1、藤井 健1、木村 宏2、大川 恭行1 (1. 九大・生医・トランスクリプトミクス、2. 東工大・科学技術創成研究院)