セッション詳細
[2PS-04]【E】細胞運動・形態形成を司るメカニクス研究の最前線
2024年11月28日(木) 16:45 〜 19:00
第4会場(福岡国際会議場 4F 404+405+406)
オーガナイザー:西村 有香子(北海道大学)、柴田 達夫(理化学研究所)
共催:力が制御する生体秩序の創発
細胞は周囲環境に応じて必要な場所に移動し再配置することにより、生体組織を形作る。この細胞運動プロセスには、主に細胞骨格を基盤とした形態形成の時空間的制御が必要とされるが、その仕組みには未解明の問題が多く残されている。本シンポジウムでは細胞形態のダイナミックな変化を司る、細胞メカニクス研究の最前線を紹介する。特に、シグナルと力学の相互作用を理解するための新しいアプローチについて議論したい。
Introduction
[2PS-04-01]微小管によるメカノーケミカルシグナル伝達が細胞移動を制御する
○西村 有香子1、繁富(栗林) 香織2、木戸秋 悟3、茂木 文夫1 (1. 北大・遺制研、2. 北大・大学院教育推進機構、3. 九大・先導物質化学研)
[2PS-04-02]Nesprin-2を介した両方向性微小管モーターの協調によるニューロン核移動制御
○じょう ちゅういん1,2、呉 悠1,2、石館 文善2、藤原 敬宏2、見学 美根子1,2 (1. 京都大学・生命科学研究科、2. 京都大学・物質-細胞統合システム拠点)
[2PS-04-05]アポトーシス細胞除去に関するメカノバイオロジー
○遠山 祐典1,2 (1. シンガポール国立大学・メカノバイオロジー研究所、2. シンガポール国立大学・理学部・生物科学)
[2PS-04-06(2P-397)]ZO-1はERK活性化の波に乗ってタイトジャンクションとポドソーム間を移動し細胞浸潤を促進する
○平野 咲雪1、近藤 洋平1、上野 直人2,3、青木 一洋1,2,3 (1. 京大・生命、2. 自然科学研究機構・国際連携、3. 自然科学研究機構・基生研)
[2PS-04-07]形態形成モチーフとその収斂 -アメーボゾアDictyostelium discoideumからの考察
桑名 悟史1、橋村 秀典1、金澤 貴弘2、藤代 祥子1、杉田 登代子1、林 哲太郎3、芳村 美佳3、久世 真理子3、二階堂 愛3、○澤井 哲1,4 (1. 東大・院総文・相関基礎、2. 東大・理・物理、3. 理研・BDR、4. 東大・生物普遍性)