セッション詳細
[2MS-07]【J】原因タンパク質の新規機能から再考するFTLD-TDPの病理形成メカニズム
2024年11月28日(木) 15:10 〜 16:30
第7会場(福岡国際会議場 4F 413)
オーガナイザー:田中 良法(岡山理科大学)、橋本 恵(お茶の水女子大学)
前頭側頭葉変性症(FTLD)は前頭葉や側頭葉に萎縮が生じる認知症である。核タンパク質TDP-43の細胞質内蓄積を特徴とするFTLD-TDPは、FTLD全体の半数程度を占めるが、病理形成機構が明らかとなっておらず、効果的な治療法は開発されていない。本シンポジウムでは先端研究を行う若手研究者が、近年明らかとなってきたFTLD-TDPの病理像や原因タンパク質の新規機能を中心に紹介し、想定されるFTLD-TDPの病理形成機構を議論する。
[2MS-07-02]FGモチーフに着目したC9orf72異常反復配列由来ジペプチドリピートによる疾患メカニズムの理解
○新海 陽一1 (1. 産業技術総合研究所・バイオメディカル研究部門)