セッション詳細
[2MS-08]【J】がん治療に直結するDNA損傷応答研究
2024年11月28日(木) 15:10 〜 16:30
第8会場(福岡国際会議場 4F 414)
オーガナイザー:村井 純子(愛媛大学)、笹沼 博之(東京都医学総合研究所)
DNA修復機構やゲノム損傷応答については、これまで多くの研究が積み重ねられ、それらの破綻が細胞死、変異の蓄積、がん化をもたらすことが明らかになってきた。本ワークショップでは、ゲノム損傷応答研究をバックグラウンドにもつ研究者がそれぞれの最新研究を紹介し、研究成果をどのように実際のがん治療に生かそうとしているのか、実際いつ、どの段階で臨床にフィードバックできそうか、現時点で何が不足しているのか、を真剣に議論する。
Introduction
[2MS-08-02(2P-068)]標的分子分解を利用したBRCA2の血球解析
○山﨑 航輔1,2、井口 智弘2、山口 碧3、佐野 愛美2、高安 和人2、遊佐 宏介4、鐘巻 将人5,6,7、谷内 一郎8、正井 久雄1,2、笹沼 博之2 (1. 東大・院新領域・メディカル情報生命、2. 医学研・基礎医科学・ゲノム動態、3. 医学研・基盤技術・遺伝子改変動物、4. 京大・医生物学・生命システム、5. 遺伝研・遺伝メカニズム・分子細胞工学、6. 総研大・生命科学・遺伝学、7. 東大・院理・生物科学、8. 理研・生命医科学・免疫転写制御)
[2MS-08-03(2P-066)]DNA二本鎖切断修復における末端単鎖化の素過程と修復経路選択
○篠原 美紀1,2、玉井 智貴1、Giordano Reginato3、尾尻 龍星1、笹田 健太1、松嵜 健一郎1、Petr Cejka3、Valérie Borde 4、Katsunori Sugimoto5 (1. 近畿大・院農・バイオ、2. 近畿大・アグリ技研、3. Università della Svizzera italiana (USI)、4. Institut Curie、5. State University of New Jersey)
[2MS-08-04(2P-174)]DNA損傷応答に関与するCDK12とNXF1の相互作用
○江原 俊介1,2、吉田 美早希1、山川 弘子1,2、下川 賢一郎1、田内 広2、森下 大輔1 (1. Chordia Therapeutics株式会社、2. 茨城大学)
[2MS-08-05(2P-839)]小細胞肺がんにおけるシスプラチン耐性獲得メカニズムの解明
○鶴田 健志1、小玉 学1、中山 敬一1 (1. 東京科学大・高等研究府・制がんストラテジー)
[2MS-08-06(2P-818)]CDC7阻害剤による複製ストレスは染色体異数性を誘導し免疫チェックポイント阻害剤の感受性を高める。
○大橋 紹宏1,2 (1. 国立がん研究センター、2. 東大・院新領域・先端生命)