セッション詳細

[3MS-10]【E】先端技術で再考する紫外線損傷DNA修復機構

2024年11月29日(金) 15:10 〜 16:30
第10会場(福岡国際会議場 2F 201)
オーガナイザー:松本 翔太(東京大学)、山元 淳平(大阪大学)
太陽光中の紫外線は生物のDNA構造の化学的変化を誘起し、DNA複製や転写といった基本的な生命維持機構を阻害する。生物は長年の進化の過程において、この紫外線損傷を克服するため、さまざまな修復機構を発展させてきた。本シンポジウムでは、これまでに蓄積された紫外線修復の知見を基盤に、最先端の研究手法にて得られた結果から紫外線修復機構を再考し、紫外線修復研究の新世界を展開する。

[3MS-10-01]クライオ電子顕微鏡によるクロマチン上の紫外線損傷修復メカニズムの解明

○松本 翔太1、滝沢 由政1、小笠原 光雄1、橋本 佳那1、山元 淳平2、岩井 成憲2、菅澤 薫3、胡桃坂 仁志1 (1. 東大・定量研、2. 阪大・基礎工、3. 神戸大・バイオシグナル研セ)
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[3MS-10-02]Single-molecule imaging reveals UV-damage search mechanisms of UV-DDB and XPC-RAD23B in nucleotide excision repair

Soyeong An1, Na Young Cheon1, Masayuki Kusakabe2, Hyun-Suk Kim3, Hidetsugu Kozono3, Kaoru Sugasawa, Orlando D Scharer3,4,1, ○JA YIL LEE1 (1. Ulsan National Institute of Science and Technology, Republic of Korea, 2. Biosignal Research Center, Kobe University, Kobe, Hyogo 657-8501, Japan, 3. Institute of Basic Science Center for Genomic Integrity, Ulsan, 44919, Republic of Korea, 4. Graduate School of Health Science and Technology, Ulsan National Institute of Science and Technology, Ulsan 44919, Republic of Korea)
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[3MS-10-03]生細胞イメージングによる損傷DNA応答の解析

○竹立 新人1、福島 岳大2、藤村 祥大2、馬場 彩乃1、松尾 絋甫2、小田 瑠偉1、西野 隼人1、小島 遥人2、倉岡 功2 (1. 福岡大・理・化学、2. 福岡大・院理・化学)
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[3MS-10-04]植物の進化に伴うCPD光回復酵素の葉緑体移行性の喪失と獲得

○大竹 桃1、新井 崇広1、寺西 美佳1、愿山(岡本) 郁1、日出間 純1 (1. 東北大・院生命)
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[3MS-10-05]転写と共役した紫外線DNA損傷の修復機構 (TCR)とその破綻による生体影響の理解

○荻 朋男1 (1. 名古屋大学・環医研・発生遺伝)
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