セッション詳細
[3MS-14]【J】不均一性制御の定量生物学
2024年11月29日(金) 15:10 〜 16:30
第14会場(マリンメッセ福岡B館 2F 会議室1-1)
オーガナイザー:中山 淳(大阪国際がんセンター)、宮田 憲一(がん研究会 がん研究所)
近年のオミクス解析と1細胞解析の飛躍的な発展により、組織発生・加齢・がんなど、様々な細胞・遺伝子発現の不均一性が明らかになりつつある。本シンポジウムでは、生体内のあらゆる不均一性を「定量的」に捉え、生体内の細胞不均一性制御の本質に迫る。不均一性の定量解析、数理モデル、ライブイメージングなど、幅広い知見から生体内不均一性の制御と動態について議論する。
[3MS-14-01]VARIED法による1細胞レベルでの不均一性定量解析
○中山 淳1,2、山本 雄介2 (1. 大阪国際がんセンター研究所・腫瘍増殖制御、2. 国立がん研究センター研究所・病態情報学)
[3MS-14-02]間葉系前駆細胞の不均一性が支える筋健全性維持機構の解明
○上住 円1、林 晋一郎2、野口 悟2、西野 一三2、黒澤 珠希3、二川 健4、上住 聡芳1 (1. 九大・生医研・細胞不均一、2. NCNP・神経・疾病一部、3. 東大・院農生・獣医薬理、4. 徳大院・医歯薬・生体栄養)
[3MS-14-03(3P-116)]「不可逆的」な遺伝子発現不均質性を促進・抑制するエピゲノム機構
○梶谷 卓也1、加藤 太陽2、木村 宏3、大川 恭行4、小布施 力史5、Hermand Damien6、Lis John7、村上 洋太8 (1. 福井大学・工、2. 島根大・医、3. 東工大・科学技術創成、4. 九大・医、5. 阪大・理、6. ナミュール大・NARC、7. コーネル大・MBG、8. 北大・理)
[3MS-14-04]クロマチンのかたさはクロマチンの高次構造によって制御される
○飯田 史織1,2、田中 真仁3、田村 佐知子1、島本 勇太2,3、前島 一博1,2 (1. 遺伝研 ゲノムダイナミクス研、2. 総研大、3. 遺伝研 物理細胞生物研)
[3MS-14-05(3P-838)]腫瘍内分岐鎖アミノ酸不均一性と代謝依存的なトリプルネガティブ乳がん悪性化制御機構についての解析
○松浦 顕教1、黒田 逸月1,2、篠永 りりこ1,2、山本 瑞生3、井上 純一郎3、今村 博臣4、服部 鮎奈1、伊藤 貴浩1 (1. 京大・医生研、2. 京大・院薬、3. 東大・医科研、4. 京大・院生命)
[3MS-14-06(3P-819)]細胞競合マーカーの探索
○明果瑠 いるま1、クスマ マルシアオリビア1、口丸 高弘3、昆 俊亮2 (1. 東理大・院理・生命科学、2. 東理大・生命研、3. 自治医大・分子病態治療研究センター)
[3MS-14-07(3P-821)]患者由来膵癌オルガノイドにおけるERK MAPKおよびAMPKシグナルの定量的ライブイメージング
○平塚 徹1、塚本 祥子2、ホウサム アルコウサ2、待永 明仁3、垣内 伸之4、小川 誠司5,6,7、妹尾 浩4、東山 繁樹1、松田 道行2 (1. 大阪国際がんセンター研究所腫瘍増殖制御学部、2. 京都大学大学院生命科学研究科細胞周期学、3. エーザイ株式会社筑波研究所OBG メディスンクリエーション筑波研究所、4. 京都大学大学院医学研究科消化器内科学、5. 京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学、6. 京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点、7. カロリンスカ研究所 Department of Medicine, Center for Hematology and Regenerative Medicine)
[3MS-14-08]膵がん患者由来オルガノイドにおけるエピゲノム不均一性の解析
○宮田 憲一1,2、古川 貴光1,3、楊 雨瀟1、柴田 智華子1、野田 哲生2,4、笹平 直樹3、丸山 玲緒1,2 (1. 公益財団法人がん研究会 がん研究所 がんエピゲノムプロジェクト、2. 公益財団法人がん研究会 NEXT-Gankenプログラム、3. 公益財団法人がん研究会 有明病院 肝・胆・膵内科、4. 公益財団法人がん研究会 がん研究所)