セッション詳細
[3MS-04]【J】核膜生物学の源流と新たな挑戦:核膜の本質から生命現象と病気を紐解く
2024年11月29日(金) 15:10 〜 16:30
第4会場(福岡国際会議場 4F 404+405+406)
オーガナイザー:松村 美紀(愛媛県立医療技術大学)、志見 剛(金沢大学)
真核細胞では、核膜がクロマチン高次構造を包み込むことによって核機能を制御する。核膜には数百のタンパク質が存在し、その遺伝子変異が核膜病と総称される多様な難治性疾患を引き起こす。本シンポジウムでは、核膜病に関連する代謝制御、炎症反応、免疫応答などの生命現象について、構造解析、画像解析、バイオインフォマティクス、臨床病態解析など様々な研究アプローチから得られた核膜生物学の最前線を「核膜の基本的な構造と機能」に結び付けて紹介する。
Introduction
[3MS-04-02]核ラミナ因子によるクロマチン構造の制御機構
○堀越 直樹1、三宅 諒祐1,2、曽川-藤原 千鶴1、小笠原 光雄1、滝沢 由政1、胡桃坂 仁志1,2 (1. 東大・定量研、2. 東大・院理)
[3MS-04-05]植物において核膜孔複合体はセントロメア配置制御に関与する
○伊藤 ななみ1、坂本 卓也2,3、御子 侑香3、佐藤 輝1、花俣 繁2、坂本 勇貴4、松永 幸大1 (1. 東大・院・新領域・先端生命、2. 神奈川大・理・理、3. 東理大・理工・応用生物、4. 信州大・理・生物)