セッション詳細

[3PS-04]【E】複雑系臓器「腎臓」の再生・免疫・障害を分子生物学的に理解する

2024年11月29日(金) 16:45 〜 19:00
第4会場(福岡国際会議場 4F 404+405+406)
オーガナイザー:西 裕志(東京大学)、豊原 敬文(東北大学)
共催:日本腎臓学会
腎臓は排泄器官であると同時に代謝・内分泌器官として体内ホメオスターシス維持の中枢を担う一方,代謝異常,慢性炎症,そして線維化には脆弱な臓器である.これらを克服するため現代科学にかかる期待は大きいが,組織学的構造や生理作用が複雑なために研究者が新規参入しづらく,再生が最も難しい臓器の一つでもある.本シンポジウムでは,一細胞オミクスや時間・空間的遺伝子発現制御の最新技術によって何が明らかになったか,国内外で躍進する若手研究者が腎臓の発生・再生・免疫・炎症の理解進展の現況と可能性を共有する.

Introduction

[3PS-04-01]腎発生オルガノイドモデルにおける生物学的老化の動態を探る

○笠原 朋子1, Bohan Zhang2, 頓宮 慶泰1, Alexander Tyshkovskiy2, Chiharu Kawabe1, Vadim N. Gladyshev2, 阿部 高明1 (1. 東北大学 医学系研究科 病態液性制御学分野、2. ブリガム・アンド・ウィメンズ病院、 ハーバード大学医学部 遺伝学分野)
コメント()

[3PS-04-02(3P-552)]発生シグナルの同定と制御による高次構造を有する腎臓の構築

○谷川 俊祐1、田中 悦子2、西中村 隆一1 (1. 熊本大学、2. 宮崎大学)
コメント()

[3PS-04-03]ヒト腎臓オルガノイドで障害と再生を理解する

○森實 隆司1,2,3 (1. マサチューセッツ総合病院、2. ハ-バ-ド大学医学部、3. ハ-バ-ド幹細胞研究所)
コメント()

[3PS-04-04(3P-885)]カルシニューリン-ピルビン酸脱水素酵素経路の活性低下は腎近位尿細管上皮細胞のエネルギー代謝を阻害し腎線維化を引き起こす

○小田 康弘1、西 裕志1、浜野 文三江2、吉田 輝彦3、北 芳博2、Kopp Jeffrey B3、南学 正臣1 (1. 東大病院・腎臓内分泌内科、2. 東大・院医・ライフサイエンス研究機器支援室、3. 米国国立衛生研究所)
コメント()

[3PS-04-05]SOX9 Switch links Regeneration to Fibrosis at the Single-cell level in Mammalian Kidneys

○Sanjeev Kumar1, Shikhar Aggarwal1, Zhanxiang Wang1, David Rincon Fernandez Pacheo1, Anna Rinaldi2, Alex Rajewski1, Jasper Callemeyn3, Elisabet Van Loon3, Baptiste Lamarthee3, Ambart Ester Covarrubias1, Jean Hou1, Michifumi Yamashita1, Haruhiko Akiyama4, S Ananth Karumanchi1, Clive N Svendsen1, Paul W Noble1, Stanley C Jordan1, Joshua Breunig1, Maarten Naesens3, Pietro E Cippa2 (1. Cedars-Sinai Medical Center, Los Angeles, USA, 2. Ente Ospedaliero Cantonale, Lugano, Switzerland, 3. KU Leuven, Leuven, Belgium, 4. Gifu Univ. Gifu, Japan)
コメント()

[3PS-04-06]慢性腎臓病と自己免疫疾患における三次リンパ組織

○佐藤 有紀1,2 (1. メイヨークリニック、2. 京大・院医・腎臓内科)
コメント()

[3PS-04-07]Intestinal CXCR6+ ILC3s migrate to the kidney and exacerbate renal fibrosis via IL-23 receptor signaling enhanced by PD-1 expression

○Yi Zhou1, Zhou Liang1, Ziwen Tang1, Changjian Zhu1, Feng Li1, Xu Han1, Ruilin Zheng1, Xinrong Hu1, Ruoni Lin1, Qiaoqiao Pei1 (1. The First Affiliated Hospital, Sun Yat-sen University)
コメント()

Conclusion