講演情報

[3K0201-07-03]江戸時代における佐渡相川金銀山の鉱脈と鉱石の認識について

○渡部 浩二1 (1. 新潟県立歴史博物館)
司会:久間 英樹(九州大学)

キーワード:

佐渡、相川金銀山、鉱脈、鉱石、江戸時代

新潟県の佐渡島では西三川砂金山が平安時代に遡る古い歴史を持つ。戦国時代になると鶴子銀山や新穂銀山が、江戸時代初期には相川金銀山が本格的に開発され、鉱脈鉱床と呼ばれる硬い岩石(鉱石)中の金銀が採掘されるようになった。これに伴い、鉱山の開発や経営にあたって、鉱脈・鉱石の位置やその良否を認識することが重要となった。本報告では、江戸時代における佐渡相川金銀山の鉱脈や鉱石に関する認識について、佐渡奉行所関係者が制作した各種絵図や文献史料をもとに考察する。また「鉉」や「立合」といった鉱脈・鉱石にかかわる山言葉の用例や時代的な変化についても検討する。