講演情報

[P011A [発表前半]]蛇紋岩帯を対象としたCO2地中貯留におけるメタン生成菌によるCO2のメタネーションの可能性

○平井 大翔1[修士課程]、菅井 裕一1、江崎 丈裕1、タンバリア セオドア1 (1. 九州大学)

キーワード:

CCUS

近年、化石燃料の大量消費によって世界のCO2排出量は大幅に増加して、大気中のCO2が年々増加し、地球温暖化が問題視されている。CO2排出量を抑えるため、様々な取り組みがなされており、CCS、CCUSはその取り組みの1つである。そこで、本研究では、地下に貯留したCO2を地下に生息するメタン生成菌によってCH4に変換するCCUSの技術について検討した。メタン生成菌はCO2とH2からCH4を生成する。このCO2をCCSによって供給し、水素は近年天然水素の供給源として注目されている蛇紋岩の蛇紋岩化反応によって生成される水素を利用する。まず、蛇紋岩の種類、塩化ナトリウム濃度、pH、反応温度を変化させて、合計32通りの条件で蛇紋岩化反応を進め、最適な水素生成条件について検討した。また、実験前の蛇紋岩をXRF分析とXRD分析することで、各蛇紋岩の構成元素と含有量、結晶相の同定を行った。さらに、2種類の嫌気性菌用培地でメタン生成菌の培養を行いながら、CO2と蛇紋岩から生成された水素を用いて、メタン生成菌によるCH4生成の促進の可能性を検討した。