講演情報
[P034B [発表後半]]表面張力型液体Pb電極を用いた際のイオン拡散挙動の評価
○浦田 紘佑1[修士課程]、安田 幸司1、宇田 哲也1 (1. 京都大学)
キーワード:
表面張力、三層電解、多孔質保持材、濡れ性、拡散限界電流
高温での電解精製は高速電解が可能で、既存の湿式電解精製プロセスに代わるポテンシャルを有しているが、密度差を利用した相分離を用いる場合には、低密度の金属にしか適用できない。過去には、密度の大きい金属でも適用できる手法として、液体金属と濡れ性の悪い、シリカ繊維などの多孔質保持材を用い、表面張力で液体金属を保持する三層電解が報告されている。これに対し、当研究室では、新たな手法として、濡れ性の良い多孔質保持材を用いた液体金属の三層電解を報告した。ただし、電解浴へのイオン拡散が容易になることが期待される手法ではあるものの、保持材の種類によるイオン拡散挙動の違いは、定量的には明らかにはなっていない。そこで本研究では、液体金属と多孔質保持材との濡れ性の異なるいくつかの液体Pb電極を作製し、500 ºCのLiCl–KCl–0.5 mol%PbCl2溶融塩中で拡散限界電流密度などを電気化学的に測定したので報告する。
