講演情報

[P041B [発表前半]]金属銅含有スクラップのCu2S-FeS系マット化に関する基礎研究

○阿部 匠真1[修士課程]、村田 敬1、佐野 浩行2、山口 勉功1 (1. 早稲田大学、2. JX金属株式会社)

キーワード:

乾式製錬、銅製錬、リサイクル、マット、スラグ

近年,銅製錬では銅精鉱に加えて金属銅を含む二次原料を処理し,金属銅をマット化することで二次原料の不純物を除去しながら粗銅の生産量を向上させる試みがされている.二次原料の処理量増加を図るには,原料中に含まれる金属銅のマット化を促進させる必要があるが,高温における金属銅とマット,スラグ相との反応に着目した研究は少ない.本研究では,マット製錬プロセスにおいて金属銅のマット化を向上させることを目的とし,1250℃,CO-CO₂混合ガスにより酸素分圧を制御した雰囲気で,FeOx-SiO2系スラグとCu2S-FeS系マットの共存下において,金属銅および金属鉄を反応させる実験を行った.本研究結果に基づき,各酸素分圧下における金属銅と金属鉄のマット化およびスラグ化への反応挙動について検討した.