講演情報
[P086C [発表後半]]リチウム吸着材Muromac WNO-510Cにおける種々の特性評価
○福山 景斗1、島村 宗孝1、前原 加奈子1、村本 賢一1、出水 丈志1 (1. 室町ケミカル株式会社)
キーワード:
リチウム、湿式処理、塩湖かん水、地熱水、DLE
リチウムはバッテリーやガラス原料として広く使われ、今後も主に電気自動車の普及により需要の拡大が予想される。リチウムの製造方法は、塩湖や鉱石からの天日濃縮法や溶媒抽出が主なルートである。天日濃縮法は非常に長い製造期間、溶媒抽出は環境負荷がそれぞれ課題となっており、これらを解決するため吸着材による塩湖かん水からのDLE(直接リチウム抽出法)を検討した。吸着材はカラム式で塩湖モデル水を通水し、処理液からリチウムの回収率およびリチウムの精製純度を調べた。得られた結果より、DLEにおいて適する吸着材であることを前報にて報告した。 今回、リチウム回収試験における原液リチウム濃度依存性、流速依存性、原液温度依存性を評価し、条件を変えてもリチウム吸着性能を維持できることを確認した。これにより、塩湖かん水以外にも、地熱水などの自然水からDLEの検討が可能となった。
