講演情報
[1302]吸水ポリマーを用いたセシウム保持の基礎的検討(その5)
○桧垣 正吾1、大石 徹2 (1. 東京大学、2. 日鉄高炉セメント株式会社)
司会: 篠田弘造(東北大学)
キーワード:
廃棄物処理、減容化
福島第一原子力発電所事故では多量の放射性セシウムが飛散した。除染で出た廃棄物は、焼却によって減容処理される。その際に、セシウムの沸点が671℃と金属元素の中で比較的低いという化学的特性から、飛灰に高濃度に集積する。その飛灰を洗浄処理することで更なる減容が期待できる。その際にセシウムを選択的に吸着できる高吸水性ポリマー(SAP)を用いることによってより安全な処理が出来る可能性がある。これまでの研究で、SAPの吸水能力に影響の少ない方法でカルシウムイオンの除去を試みてきた。今回は、セシウムのSAPに対する吸着能力を精査したところ、溶液のpHが大きく影響することが明らかになった。
