講演情報

[1305]環境影響評価と資源リサイクルを志向した製鋼スラグ中マンガンの湿式処理プロセスに関する検討

○篠田 弘造1、上原 伸夫2 (1. 東北大学、2. 宇都宮大学)
司会: 淵田茂司(東京海洋大学)

キーワード:

鉄鋼スラグ、酸浸出処理、構造評価

近年、環境問題や労働衛生上の懸念から、マンガンに対する関心が高まっている。
製鋼スラグには多量のマンガンが含まれているが、そのマンガンは一般的に固相に組み込まれており、移動性が高く潜在的に有害な形態のマンガンとは異なる挙動を示すと予想される。

しかし、製鋼スラグ中のマンガンの相分布については、依然として十分に解明されていない。
本研究では、XAFS分光法およびXRD分析を用いて、いくつかの製鋼スラグに含まれるマンガン含有相を調査した。
また、塩酸による反復浸出実験を行い、浸出過程においてこれらの相がどのように変化するか、またその変化がマンガンの溶出挙動にどのような影響を与えるかを調べた。