講演情報

[1404]貯泥槽増設工事による資源品増産対策の報告

○河合 航汰1 (1. 明星セメント株式会社)
司会: 森山浩(石灰石鉱業協会)

キーワード:

資源品増産、貯泥槽、石灰石、鉱山

田海鉱山は新潟県西端の糸魚川市に位置し、標高1,221mの黒姫山南東側斜面の権現切羽で石灰石を採掘している。当鉱山の石灰石はカルシウム純度が高く高品質であり、鉱山から港までセメント工場を中継して約7kmのベルトコンベアで直結しており、立地条件も優れていることから、鉄鋼、化学向を主体とする資源品のニーズが高い。最もニーズの高い塊石品(85-40㎜、40-20㎜)は、主に原石1次篩の中間品(85-30㎜)を水洗して製造している。水洗で発生する濁水は、日中に濃縮貯留し、夜間のセメント用石灰石輸送時に脱水ケーキにして混合しているが、貯留容量により、塊石品生産運転時間が制限され、増産への対応が困難な状況であった。現在田海鉱山では、黒姫山山頂部の開発工事を実施しており、今後も需要増加が見込める鉄鋼、化学向け塊石を増産するために、水洗プラントの濁水処理設備の能力増強工事を実施したので報告する。