講演情報

[1405]山岳トンネルにおける無人化・自動化施工システムの開発

○纐纈 善孝1 (1. 西松建設株式会社)
司会: 佐藤晃(熊本大学)

キーワード:

山岳トンネル、無人化、自動化、自律化

山岳トンネル工事では岩盤崩落による被災リスク、騒音や湿度等による過酷な労働環境、ベテラン作業員の引退および若手入職者の減少による労働力不足等が懸念されており、これらの問題の解決策のひとつとして、作業員が作業場所に近付く機会の削減(切羽の無人化)が求められている。そのような背景から、筆者らは各種重機を遠隔操作・自動化するためのシステムである「Tunnel RemOS(トンネル・リモス)」の開発を進めている。本システムは、既存の重機へ後付けする制御盤や複数のカメラ、坑内設備に設置する通信設備、切羽から離れた位置にある遠隔操作室等で構成され、遠隔操作室内のモニタで重機周囲の状況を確認しながら遠隔操作を行うことで無人の重機を稼働させることが可能である。現時点では切羽作業に用いられる全ての重機の遠隔操作技術を実装しており、さらに一部の重機に対しては自動化技術の開発にも着手している。本稿では、システムの概要を紹介するとともに、資源分野における遠隔操作・自動化技術との特徴の違いについて述べる。