講演情報

[1507]砕石ダストの凍上抑制層への適用可能性に関する検討

○鴨志田 直人1、堀田 康太2、山本 翔吾3 (1. 岩手大学、2. 元岩手大学大学院、3. 道路工業株式会社)
司会: 岩月 栄治(愛知工業大学)

キーワード:

砕石ダスト、凍上抑制層、凍上試験

インフラ整備に伴い砕石・砕砂の需要が増加する一方で、その製造過程で発生する砕石ダストの有効利用が課題となっている。また、寒冷地域では舗装道路における凍上被害が多発しており、継続的な対策が求められている。本研究では、砕石ダストの凍上抑制層への適用可能性を検討した。具体的には、岩手県内3か所の砕石場から採取した砕石ダストを対象に、フィンランド道路局が提案する粒度分布に基づく凍上性の簡易判定およびJGS 0172「凍上性判定のための土の凍上試験」を実施した。その結果、簡易判定では全試料が凍上性材料と判定され、凍上試験においても全試料で凍上速度が0.3 mm/hを超え、高い凍上性を示した。以上より、本研究で検討した砕石ダストをそのまま凍上抑制層に適用することは困難であることが明らかとなった。